何を食べてもハズレなし。広東料理の力強さと洗練と。

農圃飯店
銅鑼灣新寧道8號中國太平大厦一期1樓 1/F, Phase 1, China Taiping Tower, 8 Sunning Road, Causeway Bay TEL+852-2881-1331 http://farmhouse.com.hk

 以前よく行っていて、なんとなく足が遠のいていた広東料理の農圃飯店。が、久々に行ってみたら、やっぱりいいと再認識。有名なのは、鶏の手羽先の餅米詰め (古法糯米雞翼・左)。手羽先におこわを詰めて揚げたもので、皮はパリハラッ、中はしっとり (遅い時間に行くと売り切れていることもあるので注意)。また、「おまかせ」という名を持つ中国風茶碗蒸し(是但・右)は、食べ疲れした胃に穏やかにしみ渡る。家庭料理から高級食材料理(あまり食べたことがないけど)まで幅広い店で、何を食べてもハズレがない。と、調子に乗って頼んでいると、それなりに金額もいくが、まあ、おいしいから許す。化学調味料不使用なのもグッド。

箸が止まらない! 魅惑、誘惑「兄貴豚」。

西苑酒家
銅鑼灣希慎道33號利園一期5樓 5/F, Lee Garden One, 33 Hysan Avenue, Causeway Bay TEL+852-2882-2110

 空港に降り立つと、今回も西苑酒家の叉焼を食べなければと思う。ジャッキー・チェンの大好物だという叉焼は、ジャッキーの愛称、「大哥(兄貴の意味)」がメニュー名(大哥叉焼・右下)。蜂蜜入りのタレをまとった兄貴豚は、テリテリ肉厚、ジューシーで、歯ごたえがあって、いくらでも食べられる。それからレタスのエビペースト煮込み(蝦醬唐生菜煲・左下)も、ワーッと押し寄せてくるエビの風味とレタスの取り合わせが、後を引くおいしさだ。締めは杏仁メロンパン(雪影杏汁餐飽・右上)。温かく小さなメロンパンを割ると、トロッとした杏仁味のクリームが溢れ出て、ノックアウトされるはず。ここも化学調味料不使用。

香港のファストフード、滋味深いお粥を朝食に。

威記粥店
中環士丹利街82號 G/F, 82 Stanley Street, Central TEL+852-2551-5564

 香港映画に出てくるような、市場や屋台がある通りにたたずむお粥屋さん。朝食時、入れ代わり立ち代わり人が出入りする様子を見ていると、お粥はファストフードなんだなと改めて感じる。ダシで米の粒がなくなるまで長時間煮たお粥は、サラサラクリーミー、しみじみ深く、とにもかくにもホッとする味。個人的には、魚を生のまま入れて、余熱で火を通したお粥(新鮮魚片粥)が好みだが、ピータンと豚肉入り(皮蛋痩肉粥)やら、牛肉入りやら種類はたくさん。お腹が空いているなら、ツルンとした腸粉をいっしょに食べてもいい。