1917年に誕生し、メゾンのアイコンとなった「タンク」ウォッチ。100周年を迎えた今年、その揺るぎないアイデンティティはそのままに、魅力的な新作を発表。あらゆる時代の自由なスタイルとエレガンスを象徴してきた「タンク」をクローズアップ!

「タンク アメリカン」SM(34.8×19mm、SS、ネイビーブルーアリゲーターストラップ、クォーツ)¥430,000/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)

「タンク」は、ルイ・カルティエ自身が、上から見た戦車の形に似せ、縦枠をキャタピラーに、ケースを操縦室に見立てたと言い伝えられている。「タンク アメリカン」は1989年に発表されたもの。レクタンギュラーフォルムがよりコンパクトになり、丸みを帯びた縦枠がわずかに湾曲した美しい名作。新作はステンレススティールを採用し、そぎ落とされたラインでより強い存在感に。

「タンク ルイ カルティエ」SM(29.5×22mm、PG、シャイニーゴールドアリゲーターストラップ、手巻き)¥1,080,000 「タンク ルイ カルティエ」SM(29.5×22mm、WG×ダイヤモンド、シャイニーフューシャピンクアリゲーターストラップ、手巻き)¥1,950,000/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)

「タンク」のエスプリの真髄を象徴するのが1922年に発表された「タンク ルイ カルティエ」。縦枠の堂々たるライン、角の丸み、ケースと一体化したラグなど、ひと目でそれとわかるデザインはまさに時代を超えるエレガンス。カルティエらしさが凝縮されたピンクゴールドモデルと、縦枠にダイヤモンドがあしらわれたタイプは待望の新作だ。

Photos: Hironobu Maeda(STIJL) Text: Tomoko Ohno

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