「セルペンティ(イタリア語でヘビの意)」といえば、ブルガリの最も有名なアイコンのひとつ。また古今東西、多くのアートやファッションに影響を与えてきた美の化身でもある。このセルペンティへのトリビュートともいうべき展覧会「ブルガリ セルペンティフォーム アート ジュエリー デザイン」が、2017年12月25日(月)まで六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて開催中だ。その見どころについて、ブルガリのブランド ヘリテージ キュレーター、ルチア・ボスカイニさんに聞いた。

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ブルガリのプレイフルな精神を象徴する存在、セルペンティ

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〈左〉「セルペンティ」ブレスレットウォッチ イエローゴールド、ポリクロームエナメル、ファンシーイエローダイヤモンド、1967年頃 プライベート・コレクション
〈右〉「セルペンティ」ベルト イエローゴールド、ブラックエナメル、ダイヤモンド、2010年 ブルガリ・ヘリテージ・コレクション

 古代から英知や誘惑、再生、変容を象徴するシンボルとして神話や伝説を生み出してきた「セルペンティ(ヘビ)」。この魅惑の生き物をモチーフとして、ブルガリが取り入れたのは1948年のこと。ヘビが手首に巻きつくようなしなやかなブレスレットウォッチは非常に独創的で、ハイジュエリーの新解釈というべきものだった。「そもそも、ブルガリのジュエリーの大きな魅力は、プレイフルなところにあるのです」と、ブルガリの歴史的資産の管理を担うブランド ヘリテージ キュレーターのルチア・ボスカイニさんは語る。

「例えば、時計にヘビの尻尾が垂れ下がっていてゆらゆらと揺れたり、本来は二つに分かれている舌の部分が人間の舌の形をしているものがあったり。ジョークのような遊び心を反映したものですが、きめ細かなディテールと、金属でありながらまるでストレッチするような着け心地のよさを両立するには、卓越した技術が必要です。こうしたテクニカルな面も含めて、プレイフルな表現はブルガリというブランドだからこそ実現できるものと自負しています」

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