上質を極めた素材へのこだわりと、唯一無二の価値を生み出す職人技術により、アンディ・ウォーホルなど名だたる著名人をはじめ世界中で愛され続けるベルルッティ。ホリデーシーズンのギフトにも最適な、メゾンのDNAを受け継ぐレザーグッズやスカーフをピックアップ。

2004年に登場し、今やブランドを代表するモチーフとなった「スクリット」。18世紀の古文書にインスパイアされたもので、手紙による交流が廃れつつあるなか、カリグラフィーで書かれた過ぎ去りし日の詩にトリビュートを捧げているという。ヴェネチアレザーの美しいグラデーションに「スクリット」があしらわれたカードケースは、クレジットカードも収納できる機能的なアイテム。インブイア レザー カードケース(W11×H7.5cm)¥62,000/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
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ヴァネチアレザーとパティーヌが導く格別感

 1895年、アレッサンドロ・ベルルッティによりパリでシューメーカーとして創業したベルルッティ。アレッサンドロの靴にかける情熱は代々受け継がれ、4代目のオルガ・ベルルッティによりさらなる飛躍を遂げる。今やブランドの代名詞でもある「ヴェネチアレザー」と「パティーヌ」と呼ばれる技法は、ともに彼女が生み出したもの。「ヴェネチアレザー」は、植物なめしとクロムなめしを用いることで、他にはない色の深みを可能にするしなやかな皮革。この「ヴェネチアレザー」があってこそ、染料と顔料、精油を巧みに扱い、独特のグラデーションと日本の漆器のような艶をもたらす「パティーヌ」も実現できるのだ。

 2005年には、ベルルッティ独自のクラフツマンシップが注がれた財布などのレザーグッズがラインナップに加わり、2011年にはプレタポルテのコレクションも発表。ラグジュアリーブランドとしての幅を広げながら現在に至っている。カスタムメイドの靴からプレタポルテコレクションのジャケット、さまざまなアクセサリーグッズまで、工房の職人たちの常に変わらぬ細やかな気配りに満ちたアイテムはどれも、上質と洗練、そして個性に満ちたまさに逸品。手にする喜びを教えてくれる。

ヴェネチアレザーのキーホルダーは、旅行などの外出先で靴べらとしても使用可能。さりげなくスマートな所作をサポートしてくれる嬉しいアイテム。シューホーン キーリング(W3.5×H11cm)¥37,000/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
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カシミヤ、シルク、ウールを混紡した大判スカーフは、軽やかな柔らかさで温もりをキープ。深みのあるエレクトリックブルーは、装いのアクセントに最適。スクリットスカーフ(長さ195×幅65cm)¥70,000/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
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2017年秋冬コレクションのショーで話題となったヴェネチアレザーのクラッチバッグ。カード、ペン、携帯電話、タブレット(13インチのラップトップ)も収納可能。バンド レザークラッチ(W32×H25×D3cm)¥240,000/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
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ベルベットのように柔らかな感触のヌバックグローブにも、「スクリット」があしらわれて。カシミヤ100%のライニングが心地よい温もりを導いて。ヌバック フルスクリット グローブ¥92,000/ベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
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ベルルッティ・インフォメーション・デスク
TEL:0120-203-718

Photos: Asa Sato Text: Kao Tani