梶原大手商社が扱わない優れたデザインの製品を紹介する会社です。美しいデザインが周りにあるだけで心も生活も豊かになり、それに見合う自分になりたくなる。デザインにはライフスタイルを変える力があるんです。

A美的センスがあったんですね。

梶原というか、きれいなものが好きなんです。俺はゲイじゃないけど女性の感性に近い“男女”。“男男”の集団の中に入ると違和感あるもん(笑)。男の殻をかぶったオバちゃんなんですよ。

Aなるほど。わかりやすい(笑)。で、その会社ではどんなものを?

梶原もうランダムに世界中から美しいものを見つけてきました。ドイツの万年筆「ラミー」や英国のシステム手帳「ファイロファックス」、ジェームズ・ダイソンと出会ってピンクの掃除機まで(笑)。

A先見の明がありましたね。

梶原儲かる、儲からないは二の次。自分が欲しいものは皆も欲しいはず、って思い込んでた。でもひとつだけルールがあって、自分たちの体から遠いものはやめようと。

Aそれが何年くらいですか?

梶原24歳で起業して約15年。2人で始めた会社が社員120人まで大きくなったけどバブル前に崩壊しました(笑)。でもそのときに世界のクリエイティブな人たちと話して学んだことは今も大きな財産。

Aジェームズ・ダイソンとか。

梶原彼は天才的エンジニアだけど、日本の実用性に合わせるにはまだまだ改良の必要が。英国って原理原則は曲げないプリンシパルな国でオリジンを作る天才だけど、継続的な改良で進化させることは苦手。そんな英国人の生き方も好きで、自分の手を加えて足りない部分を補いたいと思ったんです。

Aやりがいがありそうですね。

梶原儲かることだけ考えてたら面白くない。社会に役立つとか自分の生き方にフィットするかとか、俺にはそっちのほうが重要。ビジネスに成功の理論なんてなくて、解決策は自分で見つけるしかない。ただ、どんな仕事にしても、いつの時代も根底は1対1。大事なのは、製品の魅力をお客さんに伝えたいと思う社員の熱意でしょう?

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