巨匠ベルナール・ロワゾーの愛弟子として食文化を伝承

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「Edition Koji Shimomura」オーナーシェフ下村浩司氏。現 ミシュラン東京 二ツ星。国内外で料理プロデュースやイベントを行いながら、食文化の発展につとめている。茨城県大使と同県の常陸太田市観光大使、大分県国東市観光大使、熊本県山江村応援大使も。

「牡蠣は、常にリスクを伴うメニューであることは言うまでもありません。しかし、産地から運ぶ間の温度管理も徹底管理し、店内ではもちろん、フランス大使館や海外でのイベントでもあえて提供しています。求めてくださる多くの愛好家の方々に応えたいという思いがあるのです。年間、1万数千個の牡蠣を使用していますね」

 これまでの経験のなかで、感銘を受けた牡蠣料理について聞くと、修業時代の話を語ってくれた。「今から25年ほど前、フランスのソーリューのレストラン『ラ・コート・ドール』で、ベルナール・ロワゾー シェフがつくった牡蠣とエシャロットの一皿です。見事な牡蠣づくしで、旨みや食感の素晴らしさが忘れられません。牡蠣の表現の可能性を感じました」。そのときの感動や思いは、自身のスペシャリテを確立した現在でも、常に牡蠣のバリエーションを探求する精神につながっているのかもしれない。

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六本木一丁目駅から連絡通路で直結したビルの1階。個室を備えているので、さまざまなシーンで重宝する。店内に一歩入ると、天井が高く、エレガントな空間が広がる。

 六本木の中心からすぐの場所ながら、静かな一角。「私は都心で営んでいますが、海外や国内の地方などレストランが位置する場所はそれぞれ。これまで私が培ってきた経験や日ごろインプットしていることを、今後さまざまな方面へアウトプットしていきたいと考えています」と下村シェフ。「編集」や「版」を意味する店名の通り、インテリアから器、カトラリーに至るまで食事を彩る要素すべてにシェフの感性が反映されている。自身のテーブルウエアブランド「SIMON」など、食事をしながらぜひ細部まで楽しんでいただきたい。

Edition Koji Shimomura/エディション・コウジ シモムラ
住所:東京都港区六本木3-1-1 六本木ティーキューブ1F
TEL:03-5549-4562
営業時間:12:00~15:30(L.O.13:30)、18:00~23:00(L.O.20:30)
定休日:不定休(HPにて確認を)
ホームページ:https://www.koji-shimomura.jp/
※価格はすべて税・サービス料10%別