ともに旅する相手とのひさびさの長い語らいを楽しむ。それもまた、JR東日本のクルーズトレイン「TRAINSUITE 四季島」ならではの魅力といえる。父や母を誘って、あるいは、夫と二人で。次の記念日旅行のプランに加えてみては?

メゾネットタイプの「四季島スイート」の2階リビング。掘りごたつ風のテーブルセットでくつろぎの時間を。

列車の旅ならではの一期一会を味わう

 2017年5月より運行を開始したJR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」。東日本や北海道を巡る旅の先で待っているのは、日本ならではの豊かで美しい自然や、地域に根差した産業、そこに暮らす人々の文化。「深遊探訪」というコンセプトのもとに描き出されるさまざまな楽しみを、列車の旅ならではのゆったりとした時間の移ろい、また空間の移ろいとともに味わえるのが、「TRAIN SUITE 四季島」の醍醐味だ。

 その日、その瞬間に訪れた土地から匂い立つ四季折々の表情であったり、目にしたもの、手にしたものから伝わってくる、人々の知恵や温もりであったり。旅はいつでも、一期一会。それはまた、旅をともにする相手とのすべての一瞬が、かけがえのないものであることをも意味する。

 ならば、日頃から深い感謝の思いを抱きながらも、なかなかそれを伝える機会がない、あるいは、伝えるのがちょっと照れくさい相手──父、母、夫、パートナー、きょうだいなど──を誘って、「TRAIN SUITE 四季島」の旅に出かけてみるのはいかがだろうか。

気軽にトライできる週末1泊2日の旅程も

 多忙なワーキングウーマンでも気軽に試せるのが、土曜日出発の「1泊2日コース(春~秋)」。「里山、棚田、ぶどう畑などのぬくもりのある風景や、その地に息づく工芸品の粋を味わう旅。」をテーマに、上野を出発し、甲州、信州、会津を巡り、東北本線を南下して上野に戻る行程となっている。

 旅先で体験できるのは、老舗の名門ワイナリーでの甲州ワインのセミナーや、「日本三大車窓」といわれた姨捨駅周辺から眺める善光寺平の夜景観賞、会津若松での漆器店訪問など。1泊2日という長さも中身も、日常の喧騒を離れ、気分をリフレッシュするのにちょうどいい。