医学の世界に、「タイプA」「タイプB」「タイプC」という分類がある。人を行動パターンでタイプ分けしたものだが、このタイプ分けで出世やメンタルヘルス、将来かかりやすい病気の傾向までわかるのだという。それぞれどのような特徴があり、日々の心身を保つにはどう活用したらよいのだろうか。杏林大学名誉教授の古賀良彦先生にナビゲートしていただこう。

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行動パターンで、かかりやすい病気がわかる!?

 行動パターンを読み解くことで、将来かかりやすい病気がわかる――。なんともあやしげだが、医学界ではよく知られた話のようだ。1959年に心臓病の権威メイヤー・フリードマンが提唱した説によれば、「タイプA」の行動パターンの人は、心臓病リスクが高いのだという。さっそくチェックしてみよう。

■「タイプA」診断テスト

  • □ 人より歩くのが速い。
  • □ 家族で夕食を食べたあと、そのまま座って談笑するより、すぐに食卓を離れることが多い。
  • □ 親しい仕事仲間から「根(こん)を詰めないでやったら?」「もう少し気楽に仕事をしたら?」と言われることがある。
  • □ スーパーのレジや銀行の列に並んだり、レストランで席を待ったりすることがうっとうしい。
  • □ 日ごろ、食事をするときに、テレビやスマホを見たり、雑誌や新聞を読んだりしている。
  • □ 人の話を聞きながら、ほかのことを考えていることがある。
  • □ 仕事にとりかかるとき、常に「時間がない」と考えている。
  • □ 物思いにふけったり、ぼうっと窓の外を観察したりすることがない。
  • □ 待ち合わせの時間は厳守すべきだと思う。
  • □ 早口である。
  • □ 他人の行為を思いだしてイライラして眠れないことがある。
  • □ 他人は信用できないと思う。
  • □ 恋人や家族に対して競争心を持ったり、欠点を指摘したりしたくなってしまう。
  • □ 他人の話を最後まで聞くことができず、つい口を挟んでしまう。
  • □ 他人のつまらない失敗や怠慢に対して、我慢ならない気持ちになる。
※項目は、メイヤー・フリードマン『タイプA行動の診断と治療』(金子書房)を参考にアレンジした

 これらの項目で8つ以上が当てはまる場合は、「タイプA」の傾向が強いといえる。逆に、少なければ少ないほど「タイプB」に近いと判断できる。

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