目からウロコのシャンプー術で、毛穴からスッキリ!

 ブラッシングをしたら、いざ入浴。でもいきなり髪は洗わず、まずは湯船で温まって。「ブラッシングで浮いた汚れが、浴槽の中で毛穴が開いていくことでさらに浮き上がり、シャンプーでの汚れ落ちがアップします」。

 その後、シャワーで髪をしっかり濡らしたら、髪の長さに合わせて100円玉〜500円玉くらいの量のシャンプーを。「シャンプーでは、弾力のある泡をしっかりつくることが一番大切です。洗顔するときに“たっぷりの泡を肌の上で転がすようにして洗い、その後ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう”と聞いたことがあると思いますが、シャンプーもまったく同じです。地肌をたっぷりの泡で包み、マッサージするようにまんべんなく洗っていきます。髪の毛の汚れは泡を通せば自然に落ちていくので、とにかく地肌に注目してください。汚れが気になるときはたっぷりの泡をしばらく置き、泡パックにするのもおすすめです」。

 私は最近ジムで、実は女性でも、ドライヤーを使うと頭皮から加齢臭が立ち昇る人がいるのが、とても気になっているのですが……。

抜け毛が気になるあまり頭皮をきちんと洗わないと、毛穴に詰まった過酸化脂質から臭いが出てしまいます。またこうした余分な脂分が頭皮を覆うと、育毛剤などの成分が浸透しにくくなるという悪循環に。だから週に一度は、シャンプー前にオイルなどを使った頭皮クレンジングもおすすめしています」

すすぎ時間はシャンプーの倍! お湯の温度にも注目を

 シャンプーが終わったら、たっぷり時間をかけてすすぎを。「頭皮や髪がキュッキュッという音がするくらいまで、シャンプーの倍くらいの時間をかけてすすぎます。汚れや洗浄成分が残ってしまうと、頭皮の赤みや炎症の原因にもなるので、とにかく丁寧にすすぎましょう。たくさん洗い流すと髪が乾燥すると思うかもしれませんが、ここでしっかり洗い流すことで、トリートメントの吸収度が高まるのです。シャンプーは洗うもの、潤いはその後のトリートメントで、と心得てください。またすすぎでは、ぬるま湯を使うことも大切。これも洗顔と同じく、熱いお湯は乾燥のもとになってしまうからです」。

 しっかり汚れが落ちたら、トリートメントで潤いを。「トリートメントの量と時間は、メーカー推奨のとおりで大丈夫です。髪の毛は細いので浸透する量が限られており、長時間つけ続けてもあまり意味はないのです」。

 こうして仕上がった髪には、日ごろの乾燥が嘘のようにまとまりが。そしてマイクロスコープで施術前の頭皮の状態と比較してみると、毛穴まわりがスッキリきれいになったうえ、細かに浮かんでいた赤いうっ血も解消していた。

 頭皮の赤みは睡眠不足やストレス、血行不良によっても出てしまうものだそうで、側頭部の赤みは眼精疲労、後頭部は首・肩のコリ、頭頂部はストレスが原因に。私の場合、どれも当てはまってしまっていたのだが、正しいブラッシング&シャンプーすれば、すぐに改善できるのは大きな発見だった。頭皮状態は髪の毛はもちろん、顔にも影響を及ぼすので、せっかく毎日ブラッシングするなら、正しい方法でしっかり効果を出していきたいと思った。

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〈左〉マイクロスコープで頭皮状態をチェック。青白くツヤのある頭皮が理想だが、疲労やお酒を飲み過ぎると黄色に、睡眠不足やストレスでは赤くなってしまうそう。〈中〉ストレスや汚れにより皮脂バランスが崩れると、かゆみや抜け毛の原因に。施術前のマイクロスコープによる写真では毛穴まわりに皮脂があったが、〈右〉の施術後写真ではすっきり! 髪と頭皮をオーガニックハーブとアロマで集中トリートメントする「ハーバルアロマ コンフォータブル コース」は60分 ¥9,000。/ラ・カスタ (銀座本店 スパ予約専用電話番号 0120-72-6078)

Text & Edit:Mizuho Yonekawa