煌びやかで厳かな大聖堂内部へ

 やはり圧倒されるのは、天井までの高さ。ドームは、聖人や天使たちが神様とともにある天の世界を表しているそうだ。正面には金箔と白金箔で飾られたイコン(聖像画)、窓には聖人を表現したステンドグラスがシンメトリーに配置されている。

「コンドル建築が好きで実際に何カ所か訪れていますが、ニコライ堂の内部は荘厳さが群を抜いていますね。心が静まり、厳かな気持ちになります」(ユリアさん)

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豪華絢爛な大聖堂内部。明治時代のシャンデリアも目をひく。
ジャケット¥294,000 シャツ¥45,000 スカート¥133,000/すべてトム ブラウン(トム ブラウン 青山 TEL:03-5774-4668)
聖人を表したステンドグラス。
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 また、取材時はちょうど大斎(おおものいみ)期間中のため、祭台に黒い布がかけられていた。大斎とは復活祭を迎える前、約40日間にわたる見つめ直しの期間。食の節制(肉や魚、卵、乳製品等を避ける)、娯楽や旅行などを控え、祈祷を積極的に行い、無限の神の恩寵を思い、また、自分たちはどうあるべきかを考える貴重な期間だという。

通常、祭台には白い布がかけられている。また、大斎時が明けたあとの復活祭には、花が飾られるなどより華々しくなるという。
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