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スキンケアやヘアケアは入念でも、目の潤いに気を配る人は少ないのではないだろうか。肌や髪と同様に、加齢とともに目も潤いがなくなっていくパーツ。人によっては、目の表面が乾いて痛い、目がかすむ、疲れるなどドライアイの症状につながることも。30代後半から心がけたいアイケアについて、みさき眼科クリニック院長の石岡みさき先生に伺った。

女性に多いドライアイ。自覚は30代、40代から

 加齢とともに入念なケアが必要になるパーツといえば、真っ先に挙がるのは肌や髪。おそらく、潤いを失っていく様子が目につきやすいからだろう。一方で、多少気になっても即対処となりにくいパーツが「目」である。

「年齢を重ねると涙腺の分泌機能が低下して、目の表面をおおう涙の分泌量が減少します。それによってドライアイを発症するケースは少なくありません」(石岡先生)

 ドライアイを感じ始める年代は30代~40代が多く、加齢とともに症状を自覚しやすくなる。また男性よりも女性に多いという傾向もある。事実、ドライアイ外来、アレルギー外来を専門とするみさき眼科クリニックにやってくる患者のうち、6~7割は30代から50代の女性なのだという。

潤い不足の目は乾燥や細菌の感染を招く

 肌や髪と同様に、目の健康を守るには潤いが必要なのだ。人間の目がよいパフォーマンスを発揮するためには、角膜の上に涙が十分に広がっていなければならない。

 涙は、外側から「油層」「液層」「ムチン層」の三層構造になっていて、「油層」が蒸発を防ぎ、「液層」が水分を保ち、粘り気のある「ムチン層」が目の表面に水分をとどめる働きを担っている。

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「涙が角膜をしっかりとおおうことで、目が乾いたり、傷ついたり、細菌に感染したりといったトラブルを防いでいるのです」(石岡先生)

 つまり反対に、目の乾燥が進むと下記のような症状に見舞われることになる。

ドライアイの症状


  •  目が疲れやすい
  •  目がシパシパして乾燥を感じる
  •  目がゴロゴロして異物感がある
  •  目がかゆい
  •  夕方になると見えづらさを感じる
  •  ものがかすんで見える
  •  目が赤くなりやすい
  •  光をまぶしく感じやすい

  • など

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