50年連れ添いながらもすれ違う夫婦に、猫がくれた奇跡

 3人の子どもが巣立ち、人生の晩年を夫婦2人と猫1匹で暮らしている勝と有喜子。勝は無口、頑固、家では何もしないという絵に描いたような昭和の男。そんな勝の世話を焼く有喜子の話し相手は飼い猫のチビだ。ある日、有喜子は娘に「お父さんと別れようと思っている」と告げる。驚き、その真意を探ろうと子どもたちは大騒ぎ。そんな時、有喜子の心の拠り所だった猫のチビが姿を消してしまい……。
 妻はなぜ、離婚を言いだしたのか。そして、妻の本当の気持ちを知った夫が伝える言葉とは? 

監督:小林聖太郎 出演:倍賞千恵子、藤 竜也、市川実日子ほか
2019年5月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
© 2019 西炯子・小学館/「お父さん、チビがいなくなりました」製作委員会
市川実日子
東京都出身。10代の頃に雑誌『Olive』専属としてモデルデビュー。2000年『タイムレスメロディ』で長編映画デビューを果たし、以降、映画・テレビドラマ・CMなど幅広く活躍。02年には『とらばいゆ』で第24回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞、03年に初主演映画『blue』で第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞する。16年には社会現象にもなった『シン・ゴジラ』に出演し、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、第71回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞している。近年の主なテレビ出演作では『アンナチュラル』(18/TBS)、『イノセンス 冤罪弁護士』(19/NTV)など。

Photos:Yow Takahashi(Portrait/Rooster) Interview & Text:Shiho Atsumi Styling:Aya Tanizaki Hair & Makeup:Kyoko Fukuzawa Edit:Kao Tani


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