「いつかは」と興味はありつつも「もう少し歳をとってから」というイメージがあったクルーズ旅。でもラグジュアリーだけれどアクティブで、知的好奇心を刺激し、アドベンチャー的な要素もある新しいタイプのリバークルーズがあると聞き、まだ見ぬメコン川へ。ベトナムとカンボジアを船で横断する、退屈とは無縁の船旅で得たものとは?──NikkeiLUXE編集長 米川瑞穂が体験した初のリバークルーズの魅力を、乗船日記形ふうに詳細にお伝えする。

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DAY 1_水上の5つ星ホテルに乗船!ミシュランスターシェフが考案する、美味なアジア料理と極上船旅

東京から直行便で約6時間、ベトナムのホーチミンへ。集合場所のパークハイアット サイゴンで迎えの車に乗ると、1時間半ほどで港のある街、ミトへと到着。

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乗船する「アクア・メコン」は2014年10月に就航した、メコン川をクルーズしベトナムとカンボジアを訪れる、オールスイートのラグジュアリーな船。運営しているアクア・エクスペディションズは、ペルーのアマゾン川で初のラグジュアリーなリバークルーズ「アリア・アマゾン」を成功させた会社だ。

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船は全長62.4メートルの3階建てで、客室は20室。「ノア・デザイン」が設計した船体やインテリアはモダンなテイストで、大規模なクルーズ船にありがちな華美な内装とは一線を画した、まさにスモールラグジュアリーを体現した空間だ。メコン川の景観とのバランスを考えてつくられたこの船は、2015年の「アジア ホテルデザイン アワード」の新規開業カテゴリーでゴールドメダルを受賞している。

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乗船すると、スタッフの温かい笑顔と民族音楽に迎えられ、マンダリンアイスティーや カナッペ、フルーツなどを頂きながらウェルカム・ブリーフィングが行われる。船内の各施設の紹介や今後の航路の説明の後、火災など緊急時のための簡単な避難訓練もあった。