DAY 3 ジェットコースター気分の人力車で訪れる、国境の街と昆虫グルメ

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この日の朝食はビュッフェに加えて、パッタイもオーダーできた。具を選び、1人分ずつつくってくれる小ぶりなパッタイはとても美味しく、おかわりするゲストも。

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午前中のエクスカーションでは、チャウドック(Chau Doc)というベトナムとカンボジアの国境近くの町へ。移動で乗ったのは、自転車で引っ張られるしくみの1人乗り人力車、セーロイだ。このタイプの人力車はホーチミンなどの都市部ではもう使用できないそうで、確かに私が乗った車体も相当古そうだった。シートベルトはもちろん背もたれもクッションもないし、途中の道はボコボコだし、自転車に連結されてけっこうなスピードで走るため、ちょっとしたスリルが味わえる。

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訪れたチャウドックの市場では、この地域の名物だという「マム」という発酵させた魚やエビが山積みで売られている。
一番有名なのは雷魚を発酵させたもので、その他にも小魚や川エビなど、サイズや種類もたくさん揃っており、味わいもさまざまだそう。このマムを煮詰めて瓶詰めにした調味料も数多く売られており、これらはニョクマムよりもさらにクセが強いそうで、確かに市場全体には、強烈な匂いが充満していた。

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その後、車に乗り換えてベトナムの仏教徒にとって聖地だというサム(Sam)山へ。標高230mという低い山だが、山頂の寺院からはメコン川流域の広大な水田地帯を眼下に眺められ、「これが社会科の授業で習ったメコンデルタか!」と実感できる。この田園地帯の間を走る道路が、ベトナムとカンボジアの国境だそうだ。

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そして再び小型ボートに乗り、食べ物や水などを船に載せて売る水上マーケットの集落を訪れる。手漕ぎの小型船が沈んでしまうのではと心配になるほど野菜が積まれていたり、大きなミネラルウォーターのボトルや雑貨も揃えたスーパーマーケット級の品揃えの船もあったり、メコン川ならではのお店が見られて興味深い。

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ホテルに戻ると、ランチの前にシェフによるクッキングクラスが行われた。ちょうど国境付近ということで、クメール料理と呼ばれるカンボジアの料理を実演してくれた。なかでも、できたてを試食したカンボジア風お好み焼き「バンチャエウ」は、クセになりそうな美味しさだった。これはベトナム風お好み焼きの「バインセオ」に似ているのだが、大きさがひと口サイズでバインセオよりも小さく、パリパリとした皮部分がメインで、ハーブやレタスなどの生野菜を巻いて一緒に食べる。中に入ったスパイシーなひき肉やモヤシ、香ばしい皮、そしてフレッシュな野菜の組み合わせが絶品だった。

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そしてバナナの葉を編んでつくった器に、メコン川でとれた雷魚とアヒルの卵、ココナッツミルクを混ぜて蒸した「アモック」は、クリーミーなカレー風味で食べやすいカンボジア料理。またベトナムのフォーのように、カンボジアでも米粉でつくった「クイティウ」という麺がポピュラーだそうで、日本では見たことがない「クズイモ(Yam Bean)」の揚げ春巻きとともに頂いた。