やわらかく光が差し込む、中央ホール

吹き抜けから日差しが降り注ぐ中央ホール。
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 2階となる中央ホールは、床に大理石が贅沢に使用され、柱は人研ぎ(じんとぎ)石。改修工事の際に気をつけたのは、歴史を残す形にした点だという。古いものは古く残そうという考えのもと、照明器具も当時のまま。もちろん、電球をLEDに変換したり、手すりをつけるなど、使いやすさを考慮した改修は施されているが、特徴的な外観や中央ホール、旧院長室や旧講堂などは建設当初の姿をなるべく保存している。
 入ってすぐの中央ホールは、2層吹き抜けの空間でたっぷりとした光が差し込む。天井のレリーフや床の石材など、クラシカルなムードの出迎えに気分が高揚する。

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〈左〉3階から中央ホールを見下ろすと、床の大理石のグラフィカルな柄がよく見える。〈右〉公衆衛生院時代に活躍していたエレベーター。現在、扉は塗り固められているが、面影は残したままだ。
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〈左〉天井の美しいレリーフも当時のまま。〈右〉場所によって異なる優美な照明も見どころのひとつ。