日本の伝統文化によって醸し続けられる国酒「日本酒」。移り変わる季節やシチュエーションに沿って、毎月厳選した3本を紹介する。第2回は、新緑豊かな季節に心地いいスパークリングの日本酒をセレクト。

[画像のクリックで拡大表示]

 近年、日本酒においてスパークリング商品が続々と増え、認知度も高まっている。乾杯はシャンパーニュ、というシーンに代わる存在になりつつあるとも。贈りものにもふさわしく、食事との相性の可能性も広げてくれるだろう。数あるスパークリング日本酒のなかでも、今回は一緒に飲む相手に語りたくなるようなストーリーのある3本をご紹介。

同郷のウイスキー樽で寝かせた「七賢 スパークリング日本酒 杜ノ奏」

「七賢 スパークリング日本酒 杜ノ奏」720ml¥10,000
[画像のクリックで拡大表示]

 5年の歳月を経て誕生したこちらは、白州の地域性をテーマにした一本。蔵元の山梨銘醸と同じ、山梨県北杜市にあるサントリー白州蒸留所のウイスキー樽で一定期間熟成させることで、ラグジュアリーなスパークリング日本酒が完成した。まるで白州の森で森林浴をしているかのような爽快さと、ウイスキー樽がもたらすメープルシロップのような深みが共存。マグナムボトル(1440ml¥20,000)もあり、大人数の集まりにも喜ばれそう。

 山梨銘醸は、寛延3年(1750年)創業の歴史ある蔵元。現在は、北原対馬さんと亮庫さんの若き兄弟が中心となり、伝統を大切にしながらも新たな挑戦に挑んでいる。スパークリングにおいては、2015年に「山ノ霞」、2016年に「星ノ輝」、2017年に「杜ノ奏」(もりのかなで)を発売。それぞれに個性を持ち、目覚ましい進化を遂げている。5月15日には、第4のスパークリング日本酒「空ノ彩」を新たに発売。飲み比べてみるのも楽しいだろう。


山梨銘醸
山梨県北杜市白州町台ヶ原2283 TEL: 0551-35-2236
https://www.sake-shichiken.co.jp/