どこか気高く、尊いイメージがある「白」。その白さを保つのは容易ではなく、だからこそ、白いアイテムは使う人の丁寧で質の高い暮らしぶりを物語る。スタイリストの河井真奈さんが、さまざまなジャンルからより抜いた「特別な白」を紹介する連載企画。第3回は、河井さんがやっと巡り合えたという優美なルックスのビジネスバッグ、「FUMIKODA(フミコダ)」のアリアナを取り上げる。

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思う存分ヘビロテできる、スマートラグジュアリーな白バッグ

 夏が近づいてくると、真っ白いバッグを持ちたくなる。そう思うのは、私だけではないだろう。しかしながら、白とは寿命がとても短いもの。過去にも、まぶしいくらいの「白」に憧れていくつか手に入れたが、ワンシーズンで汚れが気になり、泣く泣く手放してきた。
 また、とりわけビジネスシーンでは、華やかさときちんと感を兼ね備えた白は別格。そのうえ機能面でも充実したバッグならば、忙しい日々の強い味方になってくれる。
 気兼ねなく、長く使える優秀な純白のバッグを……と何年も探し求めていて出合ったのが、「FUMIKODA」のアリアナだ。
「FUMIKODA」は、ITコンサルティング会社のCEOでもある幸田フミさんが手がけるバッグブランドで、彼女の経験に裏打ちされた女性用ビジネスバッグを展開している。
 何より私が気に入ったところは、エシカルなアニマルフリー素材であること。耐久性が高く経年劣化しづらいのに本革に引けを取らないクオリティをもつ、ジャパンメイドの人工皮革が採用されている。軽量で汚れや水にも強いから、場所や天候を選ばず気軽に使うことができるのだ。
 もちろん使い勝手も考え抜かれていて、まずは口が大きく開き、書類やPCの出し入れがスムーズ。そしてエレガントな見た目に反し、内部には13インチ程度のノートPCをそのまま収納できるクッションスリーブが内蔵されている。肩にかけてもずれ落ちにくいよう、正面側のハンドルを若干長くするという工夫も、実にありがたい。
 デザインにおいても、独自のアイデアが魅力的だ。鮮やかなターコイズブルーが美しいフラップのバーパーツには、およそ400年前から富山県高岡市で受け継がれてきた伝統工芸、高岡銅器が用いられている。そしてこのフラップは取り外せて、トートバッグにスタイルチェンジが可能。さらに付け替え用のフラップが多数展開されているので、気分やスタイル、シーンに合わせて使い分けも楽しめる。
 上品かつ機能的で、自分に寄り添ってくれるアリアナは、まさに才色兼備なビジネスバッグ。今年のラッキーカラーでもある「白」のアリアナで、エレガントに颯爽と歩いてみては?


内部には多数のポケットがあり、名刺入れやペンなどこまごまとしたものをすっきり整理できる。背面には、頻繁に出し入れするスマートフォンにちょうどいいオープンポケットが。フラップのバーパーツには、メガネフレームの生産で知られる福井県鯖江市のコットンセルロースを用いたタイプもバリエーション豊富に揃う。「アリアナ 高岡銅器」(H25×W38×D17cm)¥148,000/FUMIKODA https://fumikoda.jp/ 
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河井真奈
ファッション&ギフトスタイリスト。数多くの女性誌においてファッション、ジュエリー特集や連載などで活躍するほか、女優にも信頼が厚く、CM、ドラマにも携わる。結婚、出産、子育てなど女性としての経験を活かしたライフスタイル提案で、トークショー、商品開発、アドバイザーとしても活躍中。また、2016年にはギフトに特化したサイト「futo」をローンチ。さらに今年6月4日には、初の実店舗を南青山にオープンする。著書に『絶対 美人アイテム100』(文藝春秋)、『服を整理すれば、部屋の8割は片付く』(立東舎)。

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Photos:Hiroki Watanabe Styling & Text:Mana Kawai Edit:Kao Tani

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