どこか気高く、尊いイメージがある「白」。その白さを保つのは容易ではなく、だからこそ、白いアイテムは使う人の丁寧で質の高い暮らしぶりを物語る。スタイリストの河井真奈さんが、さまざまなジャンルからより抜いた「特別な白」を紹介する連載企画。第4回は、シンプルだからこそ凛とした気品が漂う、「GRAND FOND BLANC(グランフォンブラン)」のリネンハンカチを取り上げる。

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小さな布一枚にこそ、確かな上質を求めて

 私が「白」と聞いて一番に思い浮かぶアイテムは、ハンカチだ。かわいい柄モノや、優美な色合いのものも素敵だけれど、リネン(亜麻布)の白いハンカチが醸し出す美しさは、格別だと思っている。誰かのバッグから取り出されたのを目にしただけで、その気品に満ちた姿にうっとりしてしまうほどだ。
 見た目だけではない。リネンのハンカチはそっと肌にあてるだけで汗を吸収し、すぐにさらっと清潔な質感を取り戻す。食事やお茶の際にナプキン代わりに膝に置いてもいいし、胸元のポケットチーフにだってなってくれる。とても小さな布一枚だけれど、日常に溶け込み寄り添ってくれる、大切なアイテムだ。
 そんな、自分にとって特別な存在の白いリネンハンカチだからこそ、より上質で、長く愛用できるものを……と、探していたときに見つけたのが「グランフォンブラン」だった。
「グランフォンブラン」は、一流ホテルのリネン類を企画してきた笹木美保子氏が、「ファーストクラスの贅沢を日常に」をコンセプトに、2016年に立ち上げたリネンのライフスタイルブランド。ハンカチ以外にも、ベッドリネン、ルームウエア、ピローケース、タオルなどを展開している。
 世界に何十種類も存在する麻のなかから、とくになめらかで心地よい肌触りである最高品質の天然繊維を使用。肌が繊細な日本人のために、やさしい感触を重視して織り上げた生地には上品な光沢があり、洗濯を繰り返してもデザインが崩れないという点も魅力だ。
 最近はハンカチを持たないという人が増えているとも耳にするが、私は大人のたしなみとして必要なアイテムだと思う。心地よく、洗練されたハンカチとともに過ごす日常は、とても価値があるものではないだろうか。


イタリア産のリネン生地を使用したハンカチは、書体と色を選んでイニシャル刺繍を入れることが可能(別途¥2,000)。ギフトとしても人気のアイテムだ。ハンカチ(40×40cm)¥3,000/グランフォンブラン(アトモスフェール・ジャポン TEL:03-6804-1107)
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河井真奈
ファッション&ギフトスタイリスト。数多くの女性誌においてファッション、ジュエリー特集や連載などで活躍するほか、女優にも信頼が厚く、CM、ドラマにも携わる。結婚、出産、子育てなど女性としての経験を活かしたライフスタイル提案で、トークショー、商品開発、アドバイザーとしても活躍中。また、2016年にはギフトに特化したサイト「futo」をローンチ。さらに今年6月4日には、初の実店舗を南青山にオープンする。著書に『絶対 美人アイテム100』(文藝春秋)、『服を整理すれば、部屋の8割は片付く』(立東舎)。

Photos:Hiroki Watanabe Styling & Text:Mana Kawai Edit:Kao Tani

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