化粧品の研究というと、新製品の開発を思い浮かべるが、それ以上に大事なのが肌の分析。まだまだ解明されつくしていない、神秘的な“肌”という宇宙の、あらゆる層をあらゆる角度からを見つめ、美しさを阻害する原因や若々しく見える要素を探る。この長く地道な研究があるからこそ、新しい着眼点のスキンケアがうまれるのだ。

 そんな研究成果として、新たに“光り輝く肌の方程式”を解読した、ラ・プレリー。ダニエル・スタングル博士に話を聞いた。

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4月に来日して、日本のプレス向けにプレゼンテーションを行ったダニエル・スタングル博士。

「アジア女性は昔から白肌をリスペクトし、スキンケアでもホワイトニングを重視しますが、世界的にも肌の輝きやツヤという明るさを求める傾向が強くなっています。そのニーズを受けて私たちは、どのような肌状態が明るさに影響を与えるのかを研究し続けてきました」

 光のサイエンスをベースに、肌の明るさを阻害する要因の解明に取り組んできたラ・プレリー。フォーカスしたのは、光と肌の相互作用だ。

「そして作り上げたのが“光の方程式”です。その方程式を解読する鍵は、“色”と“反射”という2つの要素にあります」

 まずは、色から説明してもらおう。

「肌色のスペクトルは、自然に発生する色素でできています。その色素が光を吸収して着色した光に変わり、肌の明るさやツヤを低下させるのです。残念ながら、その色素量は加齢とともに増える傾向があります。色のトラブルは4種類。まずは、大気汚染の影響を受けた粒子状物質が付着し蓄積したグレー。過剰な酸化ストレスがコラーゲンの糖化を招いたイエロー。紫外線やブルーライトによるダメージでメラニンを生成し続け、シミが増えたブラウン。そして、紫外線やフリーラジカル、摩擦刺激などによって毛細血管に炎症が起きたレッド。この4つの色が肌の明度を下げ、実年齢より老けて見せる要因に」

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 この色トラブルは、年齢だけでなく、環境やライフスタイルからも大きく影響を受ける。

「同じアジアでも大気汚染が深刻な北京はグレーが増え、空気がきれいなスイスに比べるとシミになりやすい傾向があります」

 光の方程式のもう1つの要素が、反射だ。

「光の反射が多いほど肌は明るく若々しく見えます。肌には鏡のような役割を担うものが2種類存在します。なめらかな肌表面と、真皮のコラーゲンネットワークです。加齢とともに肌表面ではキメの乱れや凹凸、小じわが増え、肌の奥ではコラーゲン線維の密度が減り、その結果、内部に光が吸収されてしまい反射量がダウン。たとえ肌色が白くても、光の反射が少なければ、明るい輝きは放てません」

 だからラ・プレリーは、シミやメラニンだけをターゲットにした美白を提案しない、という。

「4種の肌カラーに働きかける美容成分を配合。15年かけて開発した独自成分のルミドース※1は角層へ浸透し、キメを整え、ハリを与え、肌をみずみずしく整えます。トータルで肌のコンディションを上げながら、光の反射をさらに高めます」

 トラブルを寄せ付けないふっくらなめらかな肌で、反射を増やす、輝きが広がる、明るさが増す。先端のテクノロジーと光の方程式で、期待を確信に変えるラ・プレリーのイルミネーティング※2に、夏の肌を預けてみたい。

※1 イソブチラミドチアゾリルレゾルシノール (整肌成分)

※2 肌にうるおいを与え、透明感のある肌へ導く

Text:Eri Kataoka Edit:Mizuho Yonekawa

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