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都心から1時間程度で訪ねられて、多くの神社仏閣や、海や山などで非日常を過ごすことができる鎌倉。紫陽花が見ごろを迎えた今、日中はゆっくりと散策し、ディナータイムには風情ある空間で、贅沢なコースを味わってみては?

イチリン ハナレ
鎌倉の趣ある日本家屋で“体験する”中国料理

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2017年4月にオープン。駅周辺の喧騒から離れたエリア。メインとなるカウンター席は、全18席。写真奥は、向かい合って座わることもできる。ほかに、テーブル席もあり。

 鎌倉駅から歩くことおよそ15分の静かな住宅街。築地にある「東京チャイニーズ一凛」の姉妹店として誕生したのが、こちらの「イチリン ハナレ」だ。かつてフランス人が住んでいたとう築40年の立派な日本家屋は、門から玄関までの動線ひとつから風情を感じる。メインの客席は、10mほどもある壮観なカウンター席。席に座れば、ガラス越しに季節感あふれる庭を眺められる。「110㎝という広めの幅にカウンターはこだわりました」と話すのは、オーナーシェフの齋藤宏文さん。敷地内には立派な茶室もあるので、今後スタッフで稽古に通うとか。

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オーナーシェフの齋藤宏文さん。1976年、静岡県生まれ。四川料理の名店「赤坂四川飯店」で12年間研鑽を積み、2013年に「東京チャイニーズ一凛」を開店し、2016年に総料理長に。

「もともと築地の『東京チャイニーズ一凛』がオープンする7年前から、“ハナレ(離れ)”をつくりたいと考えていました。本店からすぐの場所ではなく、ある程度の距離がある場所というのも当初からの構想。鎌倉は、花が咲いて散って、そういう当たり前のことを、日常で自然に感じることができる場所です」と語る齋藤さんは、築地と鎌倉の両店の料理長を兼務。さらに今年4月には、有楽町に新店舗「TexturA(テクストゥーラ)」をオープンさせるなど、新たな展開も注目されている。