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夏の暑さで渇いた喉を、キリッと冷やしたシャンパンで潤す……。想像しただけで幸せな気分になるシチュエーションだ。そんな至福の時間を、気軽にアップグレードできる知識やアイデアを、ワインスタイリストの藤崎聡子さんが指南する短期連載企画(全4回。毎週金曜公開予定)をスタート! 第1回は、夏こそ美味しいおすすめ銘柄を、4つのタイプ別にセレクトしていただいた。

ブレンドタイプ

 シャンパンを冷やすことで生まれるすっきりとした印象は、暑い夏こそ魅力が増すインパクト。とくに3つのブドウ品種から構成されるものが多いブレンドタイプのシャンパンは、さわやかさに加えて奥行きの深さも感じられる。酸味のあるシャルドネ、果実のふくよかさを特徴とするピノ・ノワール、全体をまとめ上げるピノ・ムニエ、この3品種である。今回ご紹介する3銘柄はこれらの特徴をわかりやすく表現しているタイプだ。ディナー前のアペリティフに、仕事との切り替えの時間に、リセット気分で飲んでみてはいかがだろうか。

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モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを約1/3ずつブレンド。非常にバランスのよい味わい。100種類以上ものワインをブレンドし、ドザージュ(糖分添加)も9gで、飲み疲れしない仕上がりになっている。モエ家とシャンドン家が結婚したことで誕生した、275年にも及ぶ歴史を誇るシャンパンメゾンでもある。750ml ¥6,300/モエ・エ・シャンドン(MHD モエ ヘネシー ディアジオ TEL:03-5217-9906)
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ドゥラモット ブリュット NV
シャンパーニュ地方のシャルドネ品種を生産するエリアのなかでも、グラン・クリュ(特級畑)のル・メニル・シュール・オジェ村にメゾンを構える。最高レベルのシャルドネをメインに、ピノ・ノワールをブレンドしたタイプ。酸味のエレガントさと果実の柔らかさをダイレクトに感じられる味わい。750ml ¥6,000/シャンパーニュ・ドゥラモット(ラック・コーポレーション TEL:03-3586-7501)
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アンリ・ジロー エスプリ ナチュール
こちらはピノ・ノワールの銘醸地・アイ村に位置するメゾン。ピノ・ノワールをメインに、シャルドネをブレンドしたタイプ。ピノ・ノワールのポテンシャルの高さは、口に含んだ瞬間に伝わってくるふくよかさから感じられるだろう。2杯目は、シャンパングラスでなく、ピノ・ノワールタイプのワイングラスで味わうのもおすすめ。750ml ¥7,000/アンリ・ジロー(アンリ・ジロー ジャパン TEL:03-5777-2639)