日本の伝統文化によって醸し続けられる国酒「日本酒」。移りゆく季節やシチュエーションに沿って、毎月厳選した3本を紹介する。今月は、この時季に続々とリリースされる、夏限定アイテムから、爽やかな白いボトルが目をひく3本をセレクト。

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「夏にも日本酒を楽しんでほしい……」。そんな蔵人(くらびと)たちの思いから、暑い季節に美味しく味わえる酒質の商品が発売され、日本酒売り場には夏らしい青いラベルの商品がずらりと並ぶが、今回は、あえて白いデザインを厳選。涼しげな夏酒で、暑気払いをしてはいかがだろうか。

デザインも印象的な「大嶺純米3粒 夏純かすみ生酒」

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「大嶺純米3粒 夏純かすみ生酒」720ml¥1,800

 お米3粒だけが描かれた潔いデザインに、夏の限定品であることを知らせる首掛けPOP。口にすると、マスカットを思わせる甘酸っぱさと、旨みの中に澱由来の優しい酸味を感じる。そこに、生酒特有のガス感がプラスされ、舌の上でピチピチと跳ねるよう。仕込み水には、神社の境内から湧き出ることから「ひと口飲めば1年寿命が延びる」といわれる、コバルトブルーの神秘的な「弁天の湧水」を使用。豊富なミネラルが、酒造りの醗酵に効果的に働いているという。

 ちなみに、2粒の米を描いた純米吟醸、1粒の純米大吟醸、真っ白な陶器ボトルのラインナップも。このようなインパクト抜群の日本酒を世に送り出している蔵は実にお洒落だ。もともと大嶺酒造は1822年の創業だが、1955年に酒造りを休止。50年以上休眠状態だったのを2010年に酒造りを再開、2018年2月には新蔵が竣工した。ミュージアムのような蔵にはカフェが併設され、窓越しに酒造りの様子を見学することができる。仕込み水で作るアイスコーヒーも、ぜひ味わって。


大嶺酒造
山口県美祢市秋芳町別府2585-2
TEL: 0837-64-0700
http://www.ohmine.jp/

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