海外への旅ができるようになったら真っ先に訪れたい、「サステナビリティを楽しむ」リゾート

 急峻な崖に波を打ちつける雄大な海、見渡す限り広がる空――2つのドラマティックな青に包まれたリゾート、シックスセンシズ ウルワツ。 「神の島」と呼ばれるバリ島南部のウルワツ地域、デンパサール ングラ・ライ国際空港から車で約45分の高台にあるリゾートだ。今回は自宅でバーチャルトリップが楽しめるよう、たっぷりの動画と写真で紹介する。

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 オープンは2018年夏。真新しい103の客室すべてがプライベートプールを備え、ラグジュアリーであると同時に、自然やバリの文化を尊重する姿勢が随所に感じられる。 そして、リゾートが実践しているさまざまな環境への取り組みを、ゲストが楽しみながら体験できるというのが、注目のポイントだ。

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海を背景にしたドラマティックなレセプションエリア。これからの滞在への期待感が一気に増していく。

オーガニック野菜やキノコ採り、リサイクル活動もできる「アースラボ」。

 2018年にオープンしたばかりとは思えないほど、豊かで多様な植物が育つシックスセンシズ ウルワツのオーガニックガーデン。バリのあふれる太陽のもと、ナスやさまざまな種類のトマト、ズッキーニなどの野菜やフルーツ、ハーブが育てられ、まさに「ファーム トゥ テーブル」での地産地消を実践している。この自然の中、スタッフからさまざまなことを学べるのが「アース ラボ」というアクティビティだ。

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ガーデンであちこちに咲く青い花を搾り、ノンアルコールのカクテルに(右)。左はシルバームーンのお茶を発酵させた、ヘルシーな自家製コンブチャ。
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(左)青い花はリゾートのオリジナル再生紙でも使用。この温かみのある手作りペーパーは、ゲストへのメッセージカードとしても利用されている。紙作りは、アースラボで週に3回ほど行われる無料アクティビティ「Paper Recycling」で体験することができる。(右)リキュールなどのガラスの空き瓶は、苗木を育てるのにも活用。
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(左)ファーム内で育てられたニワトリたちが生むフレッシュな卵は、好みの調理法で毎日の朝食に。(右)ファーム内の雑草処理は、3頭いるヤギたちの出番だ。

 リゾートすべてでプラスチックの使用を徹底的に減らすことに取り組んでいるシックスセンシズでは、ミネラルウォーターも地下180mからくみ上げてつくり、敷地内でボトリングすることで、月間約1万本ものペットボトルの削減を達成。その他にもレストランからの食材ごみを肥料に変えるコンポストや、水の再利用施設、太陽光発電設備も備えている。そしてレストランではプラスチック製のラップを使わず、「ビーズワックス ラップ」を使っており、その作り方もゲストが実際に体験することができる。

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日本でも「エコラップ」などの名前で人気が高まっている「ビーズワックス ラップ」。その名の通り、ミツバチから取れるBeeswax(ミツロウ)を細かく削り、バリ名産の布、バティックに広げたら、クッキングペーパーの上からアイロンをかけ、冷えたらはがして完成だ。実際に使用するときは、保存したい食材の入ったお皿の上にビーズワックス ラップを置き、お皿の形に沿って手のひらで熱を加えると、ミツロウが溶けて密着。洗えば何度もリユースできるのも便利だ。「Beewax wrap making」(1人150,000ルピア)は平日はほぼ毎日開催される。