2016年11月のオープン以降、世界的に権威あるワールドトラベルアワードを受賞するなど、卓越した建築デザインや水上スパ、そしてセントレジスブランドが誇るバトラーサービスが高い評価を得ている「セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾート」。その魅力を確かめるべく赴いた3泊4日の滞在には、想像をはるかに上回る至福が待っていた。

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ダール環礁に浮かぶ、約9ヘクタールのプライベートアイランド。77室のゲストルームはすべてヴィラスタイルとなっている。

リゾート到着前から体感する、類まれなるデザインセンス

 セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾートには、モルディブの首都マーレから水上飛行機で向かう。マーレ国際空港で出迎えてくれたホテルスタッフの案内のもと、車で水上飛行機空港のラグジュアリーなセントレジス専用ラウンジへ。暑さを逃れて快適にすごせるこの待ち時間から、もうすでにセントレジスの滞在が始まっているといえる。

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専用ラウンジは、ゲストのプライベート空間を維持しながらも、抜けがいいインテリアが秀逸。スタッフの対応も行き届いていて、ソフトドリンクや軽食のサービスもあり。
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表情豊かな雲と、紺碧とターコイズブルーのコントラストが美しい海を眺めながら、リゾートへの期待がふくらむ水上飛行機での移動。

 セントレジスが最初に誕生したのは、1904年のニューヨーク。のちに、あのタイタニック号の事故で命を落としたジョン・ジェイコブ・アスター4世が創業し、私邸のようにくつろげることを目指して各フロアにバトラーを置くスタイルをとった。このバトラーサービスはセントレジスの代名詞ともいえるもので、セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾートでも各部屋に専用のバトラーがつく。水上飛行機の専用ラウンジにて、タブレット端末に入った自分のバトラーからのメッセージ動画を見ることができ、リゾート到着前に顔がわかるというのも、セントレジスならではのパーソナライズな演出だ。

 リゾート内の移動や、レストランの予約、アクティビティの相談はもちろん、記念日を祝う演出や、荷物のパッキングまで手伝ってくれるバトラーサービス。私が滞在した際には、日本人女性バトラーの若原くみ恵さんがついてくれた。彼女いわく、「ゲストの希望を叶えるために最大限努力するので、まずは気軽に声をかけてください」とのこと。また、予約1週間前にホテルから届くメールへの返信で、事前に細かいリクエストを伝えることもできるので、こちらもぜひ活用してほしい。

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笑顔が素敵なバトラーのくみ恵さん。他のホテルスタッフからの信頼も厚い。