オープンエアな水上スパで、とことん癒やされる

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真上から見ると、確かにロブスターっぽいデザイン! 中央先端の青い部分が「ブルーホール・プール」。

 記事冒頭の写真でも紹介した「イリディウム・スパ」は、数あるモルディブのリゾートのなかでも出色の水上スパ。ロブスターを模した外観のユニークさもさることながら、内部も実に特徴的。海上にせり出したラウンジエリアには壁も窓もなく、カウンセリングなどが行われるスペースの仕切りもすだれ式。清々しい景色に囲まれたオープンエアな空間と、ナチュラルな色使いで曲線を帯びたインテリアデザインに、おのずと心も体も和んでいく。

 55種類のスパプログラムを体質や体調に応じて組み合わせることもできるトリートメントや、海水を利用したジェットバス「ブルーホール・プール」の温水ハイドロセラピーで体をほぐせば、日常の疲れはどこへやら。すっかり極楽気分に。

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海上というロケーションを存分に生かした設計。海風や波音が、トリートメントプログラムのヒーリング効果を倍増する。
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6個あるロブスターの爪(足?)がトリートメントルーム。ゆったりとした空間でトリートメントに体をゆだねるのは、最高の気分。
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人肌より少し高いくらいの温度にした海水のブルーホール・プールは、位置によって水流の向き、水圧が異なる。海水のため浮力が大きく、プカプカと浮かぶ感覚が楽しい。なかでもプールの先端部分は、広い海を独り占めしたような気分になれるベストポジション!

 また、医師とのマンツーマンによる診断にもとづいたアーユルヴェーダ・リトリートのメニュー「アーユルヴェーダ・ウェルネス・ヴォヤージュ」も新たに登場。生活習慣やライフスタイル、身体的特徴、精神状態により、ゲストに最適な食事やトリートメントをカスタムメイドしてくれるという。メニューにはプライベートヨガレッスンも含まれ、3日間、5日間、7日間の3種類。しっかり体と向き合いたい人におすすめだ。

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〈左〉インドのアーユルヴェーダ専門大学でアーユルヴェーダと外科の学士号を取得したスーディ・スレッシュ医師。〈右〉カウンセリングシートには、体形、肌&髪質、爪の状態、食欲、生活習慣など多岐にわたる質問事項が。

 スパを堪能したあとは、最後の夜を満喫するために少しドレスアップして「ザ・ホエールバー」へ。お目当ては、セントレジスのシグネチャー・カクテルであるブラッディ・マリーだ。トマトジュースとウォッカをベースとしたこのカクテルは、1934年にセントレジス・ニューヨークのキングコールバーで誕生したのだそう。以来、世界各地のセントレジスで、その土地の特色を生かしたオリジナルレシピが考案されている。

 セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾートで作られているのは、“カラナマック”というブラックソルトを使い、オウムガイに注がれた「アイランド・マリー」。さわやかな塩気が食欲をそそるので、アペリティフにぴったりだ。

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〈左〉「ザ・ホエールバー」に向かう桟橋もライトアップされていて素敵。〈右〉こちらがアイランド・マリー。自然を愛し、共生するリゾートらしく、ストローは紙製。

 ディナーは、ジャングルエリアにある「カーゴ」にて。中東をはじめとした世界各国の屋台料理をアレンジしたというメニューは、酸味や辛みがアクセントになったエスニックな味わい。主な照明はテーブルライトという薄暗さがジャングル感を盛り上げて、非日常のムードを醸し出している。

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屋台料理がベースではあるものの、ワインとのペアリングはばっちり。風味豊かな味に仕上げられている。

 明けて、いよいよ最終日。この日も天気は良好で、何度見ても見飽きない空と海を眺めながら、「帰りたくない」思いはつのるばかり。後ろ髪をぐいぐい引かれながら、水上飛行機へと乗り込んだ。

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バトラーのバギーが迎えにくるギリギリまで、テラスで絶景を目に焼き付ける。

 南国リゾートらしい異国情緒をこのような解釈で体現したリゾートは稀有なものであり、そこにセントレジス伝統のバトラーサービスが加わることで、“唯一無二”の価値があるリゾートへと昇華したセントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾート。モルディブへの旅を検討している人はもちろん、どこか素敵な旅先はないかと探している人にも、自信をもっておすすめしたい。

セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾート
Vommuli Island, Dhaalu Atoll, Vommuli, Maldives
日本での問い合わせTEL:0120-92-5659(SPGカスタマーサービス)