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食の都である東京に、また新たなスタイルのレストランが誕生し、人気を集めている。世界各国のスターシェフを招集している「クック ジャパン プロジェクト」と、著名料理人がコラボして地方食材で料理する「キッコーマン ライブキッチン 東京」の2つの試みをご紹介する。

COOK JAPAN PROJECT(クック ジャパン プロジェクト) 総勢30人! 世界のスターシェフが続々来日

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あの有名なアルバムジャケットのように「クック ジャパン プロジェクト」の初回を飾ったヤニック・アレノ氏たちによる一枚。会場となる日本橋の街を横断している。

 2019年4月から2020年1月まで10カ月間限定で、日本橋に誕生した「クック ジャパン プロジェクト」。世界各国から毎月約3人のシェフが来日し、数日間限定で特別なデグスタシオンコースを提供している。「クック ジャパン」の名前どおり、日本の食材を使うことがコンセプトで、招集されるシェフたちはヨーロッパを中心に、アジアや南米、アメリカなどから、ミシュラン3ツ星が5人、2ツ星8人、1ツ星4人、World's 50 Best Chef で100位内にランクインするシェフ10人など、世界のガストロノミーを牽引する面々がめじろ押し。東京にいながらにして、世界各国の料理を食べることができるリミテッドレストランだ。

 オープニングを飾ったのはヤニック・アレノ氏。パリの「バヴィロン・ルドワイヤン」に加え、クールシュヴェルの「ル・1947・オー・シュヴァル・ブラン」でも3ツ星を獲得し、フランスで唯一、2つの3ツ星レストランを持つシェフだ。「スープ ド ポワソン」では、茶筅(ちゃせん)を取り入れる遊び心を見せ、「チーズスフレ 静岡県産フレッシュキャビアと秋田県白神山地のクレソンクーリーコロナータラルドをともに」、「A5ランク松阪牛と雲丹、燻製ウナギ、おにぎりのオマージュ 金箔コンソメ」といった日本の食材を巧みに使った料理でゲストを魅了した。

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「クック ジャパン プロジェクト」のエグゼクティブシェフを務めるジェローム・キルボフ氏(右から2番目)と、7月に来日したロドルフォ・グスマン氏(右から3番目)。

「クック ジャパン プロジェクト」の会場となっているのは、かつてスペイン料理「レストラン サンパウ」があったラグジュアリーな空間だ。エグゼクティブシェフを務めるのは、ジェローム・キルボフ氏。2004年からスペインのミシュラン3ツ星の「サンパウ」のヘッドシェフ、東京のミシュラン2ツ星の「サンパウ トウキョウ」のエグゼクティブシェフなどを歴任した人物。今回の会場についても熟知している。世界各国のスターシェフと交友があり、今回の参加シェフたちとの交渉や監修を担っている。開催中には、日本側のキッチンスタッフの統括も行っている。

 予約はホームページから行うと、ネット限定価格になるのでおすすめ。電話予約の受け付けは、イベントの2週間前から開始する。先着順で満席となるので、ぜひお早目にチェックしていただきたい。シェフによって開催日数、時間、価格は異なり、スペシャルなコース料理に合わせてシェフが選ぶ、ドリンクペアリングにも注目したい。