ガストロノミーの文化を次代に継ぐために

 テタンジェは、若手シェフがフランス料理の技能を競う「ル・テタンジェ 国際料理賞コンクール」に毎年協力している。これは2代目当主クロード・テタンジェ氏が、美食家であった父ピエール・テタンジェ氏に敬意を表して1967年に創設したもので、今年で52回を数える。今回ヴィタリーさんが来日したのも、日本のファイナリストを決める「ル・テタンジェ国際料理賞2018コンクール・ジャポン」授賞式に出席するためであった。

コンクールでは、書類選考で全国43人から選ばれた8名が実技選考に臨んだ。第1位から3位のファイナリストを発表する授賞式にて、プレゼンターを務めたヴィタリーさん。今年逝去したガストロノミー界の2大巨匠、ポール・ボキューズ氏とジョエル・ロブション氏を悼むとともに、「今回、ロブションのシェフが1位に輝いたことには意味があると思う」とスピーチ。

「シャンパーニュにとって、ガストロノミーは欠かせない存在です。おいしい料理と大切な仲間に囲まれてこそ、シャンパーニュは輝く。そうした伝統的なガストロノミー文化を次代に伝えていくために、テタンジェ家は代々若手シェフを応援し続けているのです」

 これまでに多くの三ツ星シェフ輩出してきた本コンクールは、「ガストロノミーのエベレスト」とも称されている。正統フランス料理の継承と若き才能の発掘。これもテタンジェの目指す「伝統と革新」の実践なのだろう。

「私たちは、多くの人を喜ばせたいという一心でシャンパーニュを造っています。シャンパーニュとは幸福のシンボルなのです。夢と好奇心を持ち、自由に生きる女性のみなさんには、ぜひテタンジェのシャンパーニュを楽しんでいただきたいですね」

ノーベル賞の晩餐会でもサーブされた味わいを自宅で!

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2014年から4年連続でノーベル賞の晩餐会に採用されているテタンジェ。2017年は「テタンジェ ブリュット レゼルヴ」、2016年は「コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2006」がサーブされた。〈左〉シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエをバランスよくブレンド。果実やブリオッシュ、桃や白い花、バニラなどを思わせるアロマと、フレッシュでクリスピーな味わいとの優れた調和が感じられる。「テタンジェ ブリュット レゼルヴ」750ml ¥6,700(参考小売価格) 〈右〉シャルドネ100%。最初にフレッシュで洗練された果実味があり、熟した果実の香りが続く。グレープフルーツとかすかなスパイスの風味がする洗練された味わいが特徴。「コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2006」750ml ギフト箱入り ¥23,000(参考小売価格)/ともにテタンジェ(サッポロビール お客様センター)
Vitalie Taittinger
1979年フランス・ランス生まれ。リヨンのエミール・コール・スクール・オブ・アート卒業。2007年テタンジェ入社。コミュニケーションとマーケティングの部門で7年間働いた後、2015年よりこの部門の責任者に。アーティスティック・ディレクターとして「テタンジェ・アート・コレクション」をはじめとするボトルやギフトボックスのデザインを手がけるほか、アンバサドリスとしてブランドのメッセージ発信も担う。プライベートでは4歳から14歳まで4人の子を育てる母親でもある。
サッポロビール お客様センター
TEL:0120-207800
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Photos:Akinobu Saito Interview & Text:Shoko Mori Edit:Kao Tani