蜂蜜の創傷治癒効果をエイジングケアに応用した、ゲランのアベイユ ロイヤル。2010年に誕生して以来、蜂由来成分の類稀なるポテンシャルの研究を続け、ダメージを修復する力や抗炎症効果を新製品に活かしている。そしてこの9月、さらなる新知見を集結させたイノベイティブな「ダブルR セロム」がデビューした。ピーリングとリフティング、2つの美容液を1つの製品に搭載するダブル処方設計で、かつてないスピーディな効果を導く。

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3種のAHAのコンビネーションがゆっくり持続的に働き、肌の生まれ変わりを促すソフトピーリングと、肌深部のダメージを修復して引き上げるリフティング、2つの美容液が1つの製品に。ふっくら柔らかくなめらかな質感、キメが整い毛穴が目立たなくなる実感は、塗った瞬間から。朝晩使い続けることで明るさと肌密度がアップし、使えばすぐに、リフトアップした印象や輪郭に嬉しい手応えを感じるはず。アベイユ ロイヤル ダブルR セロム 30ml ¥17,300、50ml ¥23,700/ゲラン

 このセロムの革新的な技術について、フランスから来日したゲラン研究所ディレクターであるフレデリック・ボンテ博士に聞いた。

 「まず特徴的なのは、肌に優しいスローピーリングです。死んだ細胞を除去し角質層のリニューアルに欠かせないピーリングは、エイジングケアに効果的である反面、酸が強すぎたり、肌内部にダメージがあるとストレスや炎症を与えるリスクが。このセロムは、グリコール酸、乳酸、クエン酸という分子量の違う3つの酸を低濃度でバランスよく配合してさらに効果を高め、デリケートな肌でも毎日朝晩使えるよう配慮しました」

 穏やかな処方だけでなく、高いピーリング効果を導くために最新技術を採用。

「角質層に似たレイヤー構造の中に3種のAHAを囲い込み、少しずつゆっくり肌の内側に送り届ける、ゲラン初のバイオ素材を用いたラメラジェルテクノロジーを開発しました。肌に接している時間を長期的かつ持続的に保てるので、高濃度のAHA同様のピーリング効果を発揮し、肌をリニューアルするスピードは2倍に」

肌表面の再生を促すピーリングと同時に、リフティングにアプローチする点も見逃せない。

「今回私たちは、骨の修復に不可欠なたんぱく質TIEG-1が真皮にも存在し、コラーゲンやエラスチンの産生を促したり、ダメージ修復力を高めることを突き止めました。しかし、TIEG-1は、UVや酸化ストレスで減少し、それがエイジングを加速させる一因に。研究を続ける中で、ユネスコの保護指定エリアであるウェッサン島の固有種である黒ミツバチが作り出す、稀少でパワフルなロイヤルゼリーにTIEG-1の発現を促す効果があることを発見。ヒアルロン酸の生成促進や弾性線維の修復機能をサポートし、真皮構造を再構築するので、ハリ・弾力が増し、リフトアップした印象を実現します」

 リニューとリペア、2つの美容液がワンプッシュで同時に同じ量が出てくるデュアルパッケージにも驚かされる。

「ピーリングとリフティングが、それぞれ製品としての安全性を保ちながら最大限に効果を発揮するためには、処方を別々にしておく必要が。肌に乗せる瞬間に混ざり合うことで、相乗効果も高まります。この設計により、ピーリング特有のピリピリや突っ張り感がなく、使った瞬間からしなやかでふっくらした肌実感が」

 そして40代からの肌には、ピーリングとリペアのどちらも必要、と断言。

「年齢を重ねた肌は表面にも内側にもダメージが蓄積されています。肌表面の再生を促し質感をリニューアルするピーリングと、コラーゲンやエラスチンなどのダメージをリペアし真皮を立て直すリフティングのダブルアクションで、効率のいいエイジングケアを実現して」

フレデリック・ボンテ教授(Frédéric BONTÉ)
ゲラン研究所長
フレデリック・ボンテ教授(Frédéric BONTÉ) パリ第 11 大学の薬理学博士号課程を 1985 年に修了。ピエール=ジル・ド・ジェンヌ教授(1991 年にノーベル物理学賞を受賞)の研究室でインタ ーフェースの生理化学に関する博士論文を執筆。その後、ヒューストン医学校の薬理学部で新しい培養モデルおよびポリマー化可能な脂質の生物的適合性の評価について研究。1987年に統合された LVMHグループの研究開発センターの化粧品研究チームを統括し、皮膚の老化、角層の脂質、水分補給、色素沈着、ドラッグデリバリーシステム、天然成分、アジア系およびインド系の皮膚の特徴などの研究に関し、画期的な方法や研究プログラムを導入。多くの特許、科学論文、および LVMH の化粧品ブランドの製品イノベーションにつなげている。
LVMH 研究所の科学広報部長および 1997 年からはゲラン研究所長として、国外の研究センターとの提携計画も統括。LVMH 内の 50 以上の特許の発明者であり、200 件以上の科学関連の発信物・出版物の著者・第二著者。2010 年にフランス全国薬理学協会の会員にも選出されている。

Text:Eri Kataoka Edit:Mizuho Yonekawa