あの大門未知子が帰ってくる! 人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の第6シリーズの放映を控えた主演の米倉涼子さんが、約1年ぶりにNikkeiLUXEのインタビューに応えてくれた。今年、女優生活20周年を迎えた彼女の“今”に迫る。

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それぞれの場所でちゃんと戦ってるから、また会いたいと思える

──今年で女優生活20周年です。米倉さんは24歳のときにモデルから女優に転身したわけですが、何かきっかけがあったのでしょうか。

 私、動作が激しいというか、動くのが好きなんですね。モデル時代、カメラの前でポージングするときも自分からどんどん動くので、気づくとカメラのフレームからヒュン!って飛び出してしまっていることもあって(笑)。それで、もしかしたら動きのある表現のほうが自分には向いているのかもしれないと思ったのが、女優の道を選んだ理由でした。

──振り返ると、2012年にはミュージカル『シカゴ』でブロードウェイデビューを飾り、今年も通算3度目となるブロードウェイ公演を成功させました。動くのが好きな米倉さんにとっては、ミュージカルなど舞台のお仕事は合っているのかもしれませんね。

 実際に合っているのかどうかは自分ではよくわかりませんが、『シカゴ』が終幕すると急に運動不足になるのは事実です(笑)。『シカゴ』の準備期間や公演中と今とでは、生活が180度違いますね。

──そういえば、今回の『シカゴ』の準備期間中には病を患っていらしたとか。大変でしたね……。

 たしかに精神的にも肉体的にもハードではありましたが、もっと速く歩きたいのに身体が動かなくて歩けない感覚とか、勉強になることも多くて。「私ももう少し、ゆっくり動けるようになれるかも!」と思ったんですけど、快復したらいつもの元気な自分に戻っちゃいましたね(笑)。でも、具合が悪いときの身体や心の状態が今までまったくわからなかったので、今回『ドクターX』を演じるにあたり、これまでとはまたちょっと違う見方もできるかなって。患者に寄り添える医者・大門未知子を目指したいなと思います。

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──『ドクターX』は約2年ぶりのカムバックです。共演者やスタッフのみなさんとも久し振りの再会ですね。

 そうですね。ただ、みんなとは意外と会ってるんですよ。プロデューサーや監督、カメラマンなど、中心となるスタッフは、2004年に演じた『黒革の手帖』のときからほとんど変わっていないんです。もう、チームみたいなものですね。

──『ドクターX』シリーズにレギュラー出演されている役者の方々は、みんな仲がよさそうなイメージがあります。

 それはまさに、そのとおりです。『ドクターX』に限っては、ドラマが放映されていないときでも、年に2、3回は確実に会ってますね。集まったとしても6人くらいなんですけど、もう家族みたいな感じ。共演者同士でここまで仲よくなるのは、たぶん珍しいと思います。