ポイントは血行! 大人が心がけたい“ブレーンケア”

 最後に、大人の女性にすすめたい“ブレーンケア”を聞いてみた。

「以前は血圧が高い人が脳疾患を起こしやすいといわれていましたが、それは間違っていると私は考えています。危ないのは、働き盛りの世代。睡眠不足だったり、ストレスにさらされがちだったり、運動不足だったりする人たちは、異常の検知率が高いですね」(知久院長)

日常的に取り組みたい“ブレーンケア”

・リラックスしながらできる有酸素運動

散歩やストレッチ、ヨガなどが◎。リラックスして血流がよくなることで副交感神経が優位になり、体がポカポカと温まるのを感じるはず。逆に、ランニングや筋力トレーニングは体にストレスがかかるためNG。

・就寝の1~2時間前に入浴する

質のいい睡眠をとるためには、就寝する1~2時間前に入浴したり、軽くストレッチをしたりするのがいい。体が温まると体の深部体温が下がり、ぐっすり眠ることができるためだ。不眠症の人に特におすすめ。

・食後はリラックスする時間をとる

食事の後、消化を促すためには、リラックスして副交感神経が優位に。食後にゆっくり休めないと、交感神経が刺激され、自律神経が乱れてしまう。10~20分、目をつぶって瞑想するだけでも自律神経が整う。

・睡眠を6時間以上とる

睡眠不足は自律神経を乱し、血行悪化の原因になる。

・ストレス発散

日常的にストレスを発散させ、蓄積させないことも大切。自分の好きな方法でよいが、交感神経を刺激する負荷の高い運動や、スマホ、ゲームなどは控えめにしたい。




 日本人の死因を臓器別に見ると、脳、心臓、肺の3つが最も多い。このクリニックでは、脳ドックのほかにもCTによる肺と心血管の検査なども受けられる。これらの異常を手軽に、そして早期に発見し、疾患の発症を未然に防ぐこと。それが、知久院長の掲げるミッションだという。

 人生をめいっぱい楽しむために、心身の健康は欠かせない。テクノロジーの力を借り、賢く自らをいたわること。それこそ、人生100年時代の“大人のたしなみ”といえるのかもしれない。

メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック
画像診断に特化したクリニック。リーズナブルな価格で短時間に脳ドックやCT肺・心臓ドックを提供。疾患の早期発見を目指し、健康年齢の維持への貢献を目指す。
https://medicalcheckstudio.jp/

Text:Yue Arima Photos&Edit:Ayaha Yaguchi