前編(「進化するベトナム」を体感! この上なくモダンで豪華なホーチミンの旅)に続き、今のベトナムらしさを感じる、とっておきのデスティネーションを紹介。後編では、ベトナムの伝統にサスティナビリティの視点を加えたエコリゾート「シックスセンシズ ニンヴァンベイ」をリポートする。

自然と共生し環境を守る、隠れ家リゾートの開放感

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 ホーチミンから国内線に乗り換えて約1時間、カムラン空港から車とボートで約1時間。ニャチャンの沖合に位置し、リゾート専用ボートでしかアクセスできないリゾートが「シックス センシズ ニンヴァンベイ」だ。

 各国でリゾートを展開しているシックス センシズで、共通するコンセプトが「ラグジュアリーと自然の共存」。ニンヴァンベイでも、山や岩など元からある環境をそのままヴィラに活かしており、自然に溶け込むよう設計されている。

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自然の岩と一体化したプールやインテリアが人気の「ロック プール ヴィラ」。

 ここでは「アースラボ」という施設を今年オープンし、エネルギーや資源の消費削減、地産池消、地域や生態系のサポートなど、リゾートをあげて幅広いサステイナビリティに取り組んでいる。敷地内には太陽光パネルや水処理施設を備えるほか、2万㎡のオーガニックガーデンでは40種類以上の野菜や果物を育て、放し飼いの鶏が産む卵も味わえる。ヘルシーで美味な毎日の食事で、地産地消を体験できるのだ。またすべての飲み物やシャンプーなどがリユースできる瓶で提供されており、これによって毎月約15000本ものペットボトルの使用を削減しているという。もちろんストローも細い竹だった。

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「アースラボ」では、リゾート内でのエネルギーの使用量と太陽光発電量のバランスや、水の再生状況、卵やキノコの自家生産状況を毎日更新、公開している。