ポーラから新たに登場した、B.A グランラグゼⅢ。これは好奇心が肌の美しさを引き出す、という脳科学ベースの新知見から生まれた、次世代型スキンケアだ。豊かな好奇心がキャリアや人生、美しさを導く体現者である、ジェンダー・国際協力専門家の大崎麻子さんと、ポーラ B.Aブランドマネージャーの高橋佐和子さんが、“好奇心”を語る。

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――最初に、大崎さんのキャリアについて聞かせてください。人権・人道支援の道を志したきっかけは?

大崎:「実は、消極的選択で(笑)。コロンビア大学院には、ジャーナリズム専攻のつもりで入学したんです。ところが、入学直前に妊娠していることがわかり。外での実習も多いし、これでは無理、と辞退する覚悟で事務局に相談したら“専攻科目を変えてもいい”と。でも他に興味を持てるものがなく、人権だったら私も分かるかな、と消去法で国際人権人道問題を選びました」

――では、勉強するうちに興味が?

大崎:「それが、国際法は難しいし、周りの学生は今までの人生で出会ったことがないくらい熱いバックパッカータイプ。私はそこまでの情熱も知識もなく、実生活ともかけ離れていたので、興味を持てなくて。目覚めたのは最初の学期を終え、休学して長男を出産してから。何もできない人間が生まれてから日々成長する力を目の当たりにし、国際人権法の内容がリアルに腑に落ちたんです。自分の息子のような子が世界中にいて、生まれた場所によって人権侵害を受けていると思うと一気に視野が広がり、子供が伸びていこうとする力を抑圧する権利は確かに誰にもない、と。実体験を機に初めて地球上で起こっていることに興味を持ち、好奇心に火がついたのです」

――そして、進路として国連を。

大崎:「きっかけは国連本部でインターンシップをしたこと。ユニセフの緊急支援部で、武力紛争が子供に与える影響の報告書づくりを手伝いました。紛争地域で子供がどんな目にあっているかというすさまじい現実を毎日リポートで読んだり写真で見たら、当時2歳だった息子と重なり心がくじけてしまって。先輩に相談したら、それなら、人道支援ではなく、貧困をなくすための“開発支援”がいいんじゃない? すごくポジティブだよ、とアドバイスを受け、開発の現場ってどんなだろう、という次の好奇心が発動しました」

――国連では具体的に何を?

大崎:「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進する部署に入り、開発とジェンダーを仕事の中で一から学びました。カンボジアやグアテマラなどの発展途上国にもがんがん出張し、現場を見て、常にこれはどんな解決策があるかを考える、好奇心全開の毎日でした」

――その後フリーとして活動を。

大崎:「私の専門は、ジェンダーと開発の支援ですが、今は7割が日本案件です。UNDPにいた頃、世界の国の男女間格差をランク付けしていて、日本は、日常生活・健康・教育レベルでは10位なのに、女性の意思決定への参画を測る指数では50位以下。こんなに開きが大きいのはなぜだろう、と思っていました。東日本大震災の復興支援をきっかけに日本が抱えるジェンダー問題に初めて向き合いました。暴力や性的搾取、シングルマザーや、単身高齢女性の貧困、雇用における差別と課題は山積。もう一つ、2002年に娘が生まれたことも原動力に。娘が思春期を過ごし、仕事をするかもしれない「日本」のジェンダー状況は、保護者としても放置できません。これは好奇心というより、やらなくちゃという使命感ですね」

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――大崎さんのように好奇心が豊かな人ほど、肌の弾力がアップするというスキンケアの発想はどこから生まれたのでしょう。

高橋:今回は研究が先行したわけではないんです。化粧品の役割は、シワ、シミ、たるみをケアして肌を美しくするだけじゃない、それ以外にも可能性があるのではないか、という発想からスタートしました。そして、大崎さんをはじめ、いろいろなジャンルで活躍されている方にたくさんヒアリングさせていただき、皆さんのお話からピックアップしたキーワードが2つ。一つは気負わない“使命感”。そしてもう一つが、世界をどんどん拡げていく原動力になる“好奇心”でした」

大崎:「いろいろな場所へ出かけ、いろいろな人と会い、毎日バタバタしているけど、その人生がキレイにつながっているかもしれないんですね、とお話しした記憶が」

高橋:「それを聞いて私たちはハッとした。あの言葉がなかったら行き詰まったかも」

――好奇心以外に、使命感もあったのですね。

高橋:「自分の世界だけにとどまらず、隣へ、周りへとどんどん影響力を広げている方の共通点です。でも使命感を刺激し世界を拡げる原動力となるのが好奇心だと感じているので、その好奇心が美しさにつながる脳と肌の関係を、精神論だけじゃなく、サイエンスでメカニズムを解き明かしたい、と研究所にリクエストしました」