敬虔な仏教徒と親日家が多く、治安がいいことで知られるスリランカ。成田から週4便の直行便でダイレクトに行けるのも魅力だ。日本ではヨガ人気の高まりとともに、アーユルヴェーダを参考にした健康法も注目されているが、そもそもアーユルヴェーダとは何なのか、またその効果は何なのか。「驚きのデトックス体験ができる」と聞き、スリランカのアーユルヴェーダリゾートに滞在した。

日本人が経営、女性が1人でも行けるオーガニックリゾート。

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 成田空港を11時20分に出発したら、スリランカ航空の約8時間のフライトの後、当日の17時50分にコロンボ空港へ到着する。そこから車で約3時間、古都キャンディに近い丘陵地に、アーユルヴェーダリゾート「アーユピヤサ」はある。移動中、車中から景色を眺めていると、19時頃には街は徐々に静かに暗くなり、人通りもまばらに。聞けば、アーユルヴェーダの教えもあり、スリランカでは早寝早起きの人が多く、夜は10時頃に寝て朝5時くらいに起床する人が多いのだとか。この後の滞在が、ふだんの時間軸とは異なりそうなのを感じる。

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リゾートに着くともう深夜なので、チェックインしたらすぐ就寝。ベッドには緑の葉で「長寿」を意味する言葉を書いてくれていた。

 日本人とスリランカ人が共同経営する「アーユピヤサ」は、ゲストのほとんどが日本人で、そのうち約7割が女性の一人旅だという。4泊6日程度の日程で定期的に訪れ、日ごろの疲れを癒やすリピーターが多いそうだ。ヨガやアーユルヴェーダを本場で体験したいと思っても、英語だけでのコミュニケーションは不安があるという人も多いはず。でも、ここなら日本語が堪能なマネージャーもいるし、安心して滞在が楽しめるのだ。

 そもそもアーユルヴェーダというと、日本ではエステのメニューなどととらえられたりするが、発祥の地であるスリランカやインドでは、サンスクリット語で「生命の科学」を意味する通り、5000年も前から伝承されている予防医学。食事療法やヨガなどの運動法、そして生活習慣やその哲学まで含めて、包括的に心身を整えていく治療法なのだ。アーユルヴェーダ施設ではこれらのメソッドをベースに1日のメニューを組み、現代生活でバランスを失ってしまったゲストの心と体を健康にすることを目指している。