アーユルヴェーダリゾートで過ごす1日とは?

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 鳥のさえずりとともに目が覚める頃、朝6時にはスタッフがドアをノックして起こしに来る。デジタルデトックスのためアーユピヤサの客室にはTVも電話もWi-Fiもないので、ウェイクアップコールもスタッフが一部屋ずつ回るのだ。

 そして6時10分にレストランへ集合。まずは白湯と、コラキャンダという温かい緑のお粥(かゆ)をいただく。ツボクサやガーリックなどが入った青汁風味の薬草粥は、栄養豊富で寝起きの胃を優しく温めてくれるので、滞在中毎朝食べるうち、だんだん癖になっていった。

 その後6時半から7時半の間はヨガレッスン。徐々に高くなっていく陽の光が木々の間から差し込んでくる中、緑に囲まれたヨガパビリオンで静かに体を動かしていく。ヨガの先生はスリランカのほかインドでも修行、イギリス人からも学ぶなど経験豊富で、深く落ち着いた声で優しく教えてくれる。ヨガが初めてというゲストも多いので、未経験でもまったく心配無用だ。

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ヨガパビリオンの隣にある巨石は、瞑想するのにも最適。

新鮮な野菜と果物のパワーが全身を満たす、極上ブレックファスト。

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 ヨガで心地よく体を動かしたらレストランに戻り、7時半から朝食がスタート。驚いたのがスリランカのカレーの多彩さで、スパイスや味わいはもちろん、一緒に食べるお米や麺類もバラエティに富んでいるのだ。この日の朝食はターメリックのきいたポテトカレーと、コリアンダーやクミン風味の白身魚のカレーを、インディアッパという米粉で作った麺と一緒にいただくメニューだった(上写真中央で、白い麺は白米、ピンク色の麺は赤米のインディアッパ)。米粉なので癖がなく胃にも優しいし、細い麺状でカレーともよくなじみ、ぜひお土産に購入したいと思ったほど美味しいのだが、これは各家庭で食べる前に手作りするものなので、加工品は売っていないそう。作りおきや加工食品でなく「新鮮な食材を、作りたての状態で食べる」というのも、アーユルヴェーダの重要な教えのひとつなのだ。

 これらに「ポルサンボル」というココナッツの実を使ったふりかけのようなもの(上写真中央の右側にある黄色いフレーク)をかけ、香ばしい食感も加えて味わうのがスリランカ式のカレーの味わい方だ(それぞれ美味しいし珍しいので、私が単品ごとに味わっていたら、スタッフの人たちに「混ぜたほうが美味しい」「混ぜれば混ぜるほど美味しくなる」と口々にアドバイスされた)。

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翌日の朝ごはん。毎回、食事の最初にバナナなどフレッシュジュースが供される。右写真中央にあるのは白とピンクの筒状のものは、ココナッツと米粉を蒸したピットゥ。これをカレーと一緒に食べると、ほのかな甘みも加わり美味。この日のサンボルは紫タマネギがたっぷりで、カレーは瓜と、緑豆、鶏肉のような味わいのドラゴンフルーツの3種類だった。

 そして毎朝のデザートでは、リゾート内のオーガニックファームや近郊で採れる、山盛りフルーツを味わえるのも嬉しかった(上のフルーツの盛り合わせの写真は1人分!)。レッドバナナ、モンキーバナナ、スリランカロングバナナの3種のリゾート内で育つバナナを食べ比べたり、ランブータンやマンゴー、マンゴスチン、スターフルーツやスイカなど……朝からビタミンがフルチャージできた。