[画像のクリックで拡大表示]

世界有数の美食都市、東京。その中でも今、注目を集めているオープンしたばかりのインド料理とスペイン料理の名店を紹介する。日本初上陸の2店で、初めて口にする驚きのメニューもぜひご体験いただきたい。

SPICE LAB TOKYO(スパイス ラボ トーキョー)
8つのテーマに沿って“Real India, now”を体験

[画像のクリックで拡大表示]
“ストリート(街路)”をテーマにした「Pride 誇り」。それぞれにストーリーがあり、小さなサイズながらインパクト抜群のテイスト。

 11月16日、銀座に誕生したインド料理店「SPICE LAB TOKYO」は、インドのモダニズムと日本の感性を融合した、ガストロノミックなレストラン。一般的なインド料理の概念を覆す、新たな魅力が凝縮されている。ディナータイムのシグネチャーとなるコース「Enchanting Spices(インチャンティング スパイス)」(¥14,300)では、テンプル(寺院)、ストリート(街路)、コースト(湾岸)、ヴィレッジ(農村)、アーユルヴェーダ(浄化)、ホーム(自宅)、ロイヤル(王族)、フェスティバル(祭り)の、インドを象徴する8つのテーマで料理を展開するのが特徴だ。その他、ランチコースは¥3,300~、ディナーコースは¥8,800~。

 2皿目に供される「Pride 誇り」は、5種類のスモールポーションの屋台料理を一皿に盛り合わせたもの。28の州と7つの連邦直轄地域からなる、インドの多様な味覚を表現している。中央は、ウメ、ミリン、ミント、レモンの「ゴルガッパ」で、左手前から時計回りにシソ、タマリンドチャッツネ、ザクロの「チャート」、バターチキンの「サモサ」、鴨、プルーン、マンゴーパウダーの「ケバブ」、ひよこ豆のケーキ、海老、ワサビの「ドクラ」が並ぶ。ホワイトピローを象った陶器の器もユニークだ。

[画像のクリックで拡大表示]
「Farm 農場」。地鶏胸肉、カシミールモリーユ茸、トリュフクリーム、カリフラワーとローズペダルの葛豆腐、トリュフクリームとナッツペースト椎茸ソース。

 4皿目の“ヴィレッジ(農村)”をテーマにした「Farm 農場」では、インド古来の調理方法を用いており、パン生地をかぶせた竹筒でしっとりと蒸し焼きにした鶏肉を、ゲストの前でサーブするプレゼンテーションも見どころだ。ベジタリアン向けには、鶏肉のかわりにエリンギマッシュルームを提供。一見、フランス料理のようにエレガントで美しいが、スパイスを自在に活かした料理は、口に入れた瞬間からしっかりとインドを感じることができる。甘味、酸味、塩味、苦味、辛味、渋味の6種類の味を毎回の食事に含めるのが、アーユルヴェーダの教えであり、優しくふわっとスパイスを感じる。