ミラノというと、世界でも指折りのファッションの街なので、観光というよりはショッピングやビジネスのために訪れる人が多いはず。でも2019年がレオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年だったのに続き、2020年にはラファエロの没後500年を迎えるミラノは、歴史を振り返り、アートを盛り上げる機運が街全体で高まっており、貴重な展示もめじろ押しだ。

まるで美術館に宿泊した気分 贅をつくした建築と内装にため息

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 こうしたイタリアの歴史やアートを体感する旅でぜひ滞在したいのが、中心地にほど近く、ブレラ絵画館やスカラ座も間近なホテル・プリンチペ・ディ・サボイア - ドーチェスター コレクションだ。1927年創業という歴史を持ちつつ、最高級都市型ホテルブランドのドーチェスター・コレクションになったのを機にリノベーションされ、クラシックさとモダニティが同時に味わうことができる。

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ビジネス街に隣接した都会の街並みから、重厚なエントランスに一歩足を踏み入ると、空気感が一気に変わり、時代をタイムトリップしたような感覚に。

クラシックかつモダンなラウンジで味わう、パヴァロッティが愛したパスタ

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 ロビーに入るとすぐにある「Il Salotto」は、近隣住民はもちろん、セレブリティたちにも愛されてきたラウンジ。イタリア人たちの陽気なおしゃべりで一日中、活気があふれる。クラシックな内装の中に、イタリアのモダンアートが華を添えており、定期的に変えられる作品は気に入れば購入することもできるそう。パヴァロッティの名を冠したパスタなども味わえるので、音楽好きならぜひ訪れたい。

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手前は「Il Salotto」によく来ていたというオペラ歌手、パヴァロッティのお気に入りメニュー、その名も「ペンネ アラ パヴァロッティ」(26ユーロ)。しっかりしたペンネにズッキーニ、チェリートマト、リコッタチーズが入った、どこか懐かしい味わい。奥のシンプルなトマトとバジル、オリーブオイルのスパゲティ(25ユーロ)も、シンプルだからこそパスタの美味しさが際立つ、おすすめの一皿だ。
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イタリアはケッパーやアンチョビ、プロシュートが美味しいうえ、さまざまなラテアートも用意されているので、軽食も豊かで楽しい時間に。