NikkeiLUXE編集長・米川瑞穂が体感
「プラセンタ不信者」にも試してほしい、真っ当サプリ。

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「世が世なら、私、魔女狩りにあっていたかもしれません」と編集アシスタントのOは言います。美容好きの彼女は、なんと毎週、プラセンタ注射を打っているそうなのですが、美しさのためにヒトの胎盤を注射しまくるなんて……確かに中世の人から見たら、魔女以外の何ものでもないかもしれません。
 で、確かに、Oのお肌はピカピカのツルツル。プラセンタを注射するようになって、あまり風邪もひかなくなったそうです。でも、いくら安いところを見つけたといっても、クリニックに毎週通うのは、時間も手間もかかります(そして注射だけに、安すぎるのもちょっとコワい)。
 そもそもプラセンタ=胎盤といえば、日本でも産後の肥立ちのために食べる地域があったそうですが、漢方では乾燥した胎盤を「紫河車」(しかしゃ)とか「人胞」(じんほう)とよび、なんと2000年も前から、疲労回復や更年期障害時などに処方されてきたといいます。現在、クリニックで注射されるプラセンタもヒトの胎盤からつくられており、今までに事故は報告されていないそうですが、プラセンタ注射をすると、しばらく献血はできなくなってしまいます。

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 そして市販されているサプリメントのプラセンタはどうかというと、残念ながら玉石混淆、というのが正直なところです。サプリメントにはヒトの胎盤は使われていないのですが、牛や豚由来のプラセンタはヒトに近く、効果が高いといわれています。でも、わりとお手頃価格のプラセンタのサプリは、よく見ると「植物性プラセンタ」とか「マリンプラセンタ」とか書いてあったりします。そもそも植物や魚に胎盤はないわけで、類似成分を合成したということなのですが、はっきりいえば、まったくの別物なのです。さらにちょっとでも加えたら「プラセンタサプリ」といえてしまうので、配合量がまちまちなのも「プラセンタは飲んだことがあるけれど、効果が感じられなかった!」という人がいる原因だと思います。
 今回、私たちが試したプラセンダイヤは、1本(10ml)あたりプラセンタ純末を300mg配合したもの。プラセンタを薄めたエキスを混ぜたのではなく、豚プラセンタの「純末」なので、「濃い」のです。プラセンタ純末とは、プラセンタを抽出して加熱殺菌した後、水分を除去したもの。だから必須アミノ酸もたっぷりだし、衛生管理を徹底したプラセンタを厳選し、製薬会社のクラシエがつくっているというのも安心。そしてビンより手軽でコンパクトなパッケージと、10本で¥3,400という価格で、続けやすいのも魅力だと思いました。

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 そもそもプラセンタがなぜ美容にいいか、といえば、お腹の中で子どもを育むための栄養素がバランスよく含まれており、成長因子や酵素、そしてヒアルロン酸などが豊富なためです。コラーゲンやビタミンCのようにひとつの成分ではなく、さまざまな成分の総合力で、美肌だけでなく冷え、疲労感など、その人の悩みにあわせて効くのが特徴だと思います。
 10日間飲み続けた私の場合は、年末にまとめて休むためにめちゃくちゃ忙しかった(自業自得ですが^^;)にもかかわらず、肌の調子は高めに安定し、何より穏やかな気分になれた気がしています。これは不定愁訴や更年期障害がプラセンタ注射で解消した、という人と共通する効果かもしれません。また、プラセンタのドリンクはかなりの種類を試してきましたが、あの鼻に抜けるような、ムワッとした「プラセンタ臭」が穏やかで飲みやすいのも魅力でした。

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ふだんは容器のまま飲んでしまいますが、色をお見せするためにグラスに入れてみました。(台湾アンティークのグラスです♡)

 私は「誰もが平等に年をとる」なんて絶対に嘘だと思っています。40歳を過ぎてから、その思いはさらに強くなりましたし、周囲を見ていると、50、60と年齢を重ねれば重ねるほど、その差が大きくなっていくことに、密かに恐怖すら感じています。老化の原因は、まず紫外線の影響、そして遺伝的要因、さらにその人の性格や経済状況などさまざまですが、私は「飲む美容」を定期的に続けているかどうかが、実はものすごく大きいのではと最近感じています。昔は「コラーゲンを飲んでも肌まで到達しない」なんていわれていましたが、きちんとエビデンスも出ていますし、某エステサロンの顧客むけイベントで、80歳~90歳の女性たちと話したときにも、その歴然とした差を目のあたりにしました。美容だけでなく、いろいろな女性のお悩みにも効果のあるプラセンタ、この後もしばらく続けてみようと思います。

 

Photos & Text: Mizuho Yonekawa

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