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広々とした回廊。ニット、ワンピース、パンツ/すべて参考商品(ロエベ ジャパン カスタマーサービス TEL:03-6215-6116)

 展示室は、1階と2階の部屋ごとに分かれている。1階には日本の古陶磁や染織品をはじめ、英国や西欧諸国、また中国やアフリカに至るまで、外邦工芸が展示された部屋など、バリエーションに富んだ構成。2階は主に特別展に使用される大展示室や、約1600点という、同館の充実した朝鮮工芸コレクションの中から季節に合わせた作品を常時約50点展示している朝鮮工芸室が見どころだ。

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〈左〉「『穴窯時代』の古丹波」の展示(撮影当時の展示で現在は終了)。 〈中〉柳は、薪木の灰が焼き物に降りかかり、自然の釉薬となる灰被に魅了された。 〈右〉共に民藝運動を進めた棟方志功などの仲間たちと火鉢を囲んで談笑したのだろうか?
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本館の向かいに立つ西館は、柳宗悦が72歳で逝去するまで暮らした自宅。栃木県から移築した石屋根の長屋門が目印だ。

「日本民藝館には何回か訪れたことがありますが、あらためて拝見すると、和風なのに所々洋風を採り入れていて、和洋折衷のバランスが素晴らしいですね。居心地がいいのはそのせいかもしれません」(ユリアさん)

 今では当たり前となった「用の美」という概念をじっくりと堪能しに出かけてみては?

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日本民藝館
 
住所:東京都目黒区駒場4-3-33
TEL:03-3467-4527
ホームページ:http://www.mingeikan.or.jp/
開館時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(ただし祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始、陳列替え等に伴う臨時休館あり
入館料:大人1,100円、高校・大学生600円、小・中学生200円
特別展「祈りの造形 沖縄の厨子甕を中心に」1月12日〜3月22日まで開催。

Navigator:Mademoiselle YULIA Photos & Movie:Hiro Nagoya Text:Mika Koyanagi


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