世界文化遺産が世界で一番多く、歴史と文化に彩られた国、イタリア。でも人気の観光名所が多いぶん、「ハイシーズンにローマを訪れたら団体客が多すぎて、スペイン階段やトレヴィの泉には、近寄ることもできなかった……」なんて声を耳にすることも。でも数々の名作映画も生んだ美しい街、ローマでの思い出が、人混みばかりというのはあまりにも残念。ローマの美しさや魅力を堪能できる、大人のためのローマの楽しみ方を紹介する。

1.中心地にあるホテルを厳選して、観光名所を独り占め。

 昼間は、大型バスに乗った団体客に埋めつくされることが多いローマの観光名所。たとえば「スペイン広場」を訪れるとき、映画『ローマの休日』でオードリー・ヘプバーンがアイスクリーム片手に駆け降りる、あの有名なシーンをイメージして行ったりすると……旗を振った団体客の喧噪や、自撮り棒で撮影する人の多さなど、あまりの雰囲気の違いに愕然としてしまうかもしれない。

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 でも実は、夕暮れからの時間は雰囲気が一変していく。街並みが徐々に暗くなる中、観光客の姿はまばらになり、歴史ある建物がライトアップされると、その美しさが突然増してくるのだ。

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 人混みの去ったスペイン広場がライトアップされると、彫刻などのディテールが際立ち、隣接する16世紀に建設されたトリニタ デイ モンティ教会の荘厳さも増していく。昼間には感じられなかったその迫力と美しさは、いつまでも眺めていたくなるほど(でもスペイン広場は現在、階段に座ったり飲食することは禁止されているのでご注意を!)。 歴史ある建物や石畳が美しく照らされる、魔法のようにロマンティックな時間に、名所を独り占め気分で楽しむ……これこそが、ローマで味わうべき大人の贅沢だといえるだろう。そのためには、目当てのスポットに徒歩で気軽に訪れられる、立地のいいホテルを選ぶことが大切だ。

 そこでおすすめなのが、130年の歴史を誇る、ホテル・エデン。スペイン広場から歩いて3分弱という絶好のロケーションにあり、そこからブランドショップが並ぶコンドッティ通りを10分ほど歩いていけばトレビの泉なので、まるで自分の庭のような感覚で、ローマ観光やショッピングが楽しむことができる。

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