4.フェリーニが愛したルーフトップでローマの街並みを一望

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 晴れた日にはローマ市街はもちろん、バチカンまで見渡せる抜群のパノラマビューが楽しめる、ホテル・エデンの最上階。ここにはミシュランで1つ星を獲得しているレストラン「ラ・テラッツァ」があり、フェデリコ・フェリーニはここを、インタビューや自らのポートレート撮影の場所に指定していたので、どこかで写真を目にしたことがある人も多いかもしれない。今も、蛸とセロリを使った名物メニューなどを求めて、ローマの美食家たちが毎夜集っている。

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 またこのフロアには、「ラ・テラッツァ」のファビオ・シエルヴァシェフが手がけるもうひとつのレストラン「イル・ジャルディーノ」もあり、コンテンポラリーな雰囲気の中、見事な夕日とともにアペリティフが楽しめる。

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「イル・ジャルディーノ」でぜひ味わいたいのが、9種のラインナップを揃えるこだわりのピザ(26ユーロ~)だ。ローマ風のピザといえば、薄くパリパリの生地が特徴だが、料理の仕事を始める前は体操の吊り輪競技の選手だったというファビオシェフが、ピザごとに4種類の小麦粉を独自の配合でブレンド。野菜をたっぷり使った、胃がもたれないヘルシーなイタリア料理を提供している。

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 またズッキーニの花にリコッタチーズとタレッジョチーズ、チェリートマト、黒オリーブを詰めたメニュー(23ユーロ)も人気のひと皿。カルボナーラやアマトリチャーナなどのパスタ(ともに24ユーロ)も人気で、ローマ名物のスパゲティ、ペコリーノチーズと黒胡椒のシンプルな味わいが魅力のカーショ エ ぺぺ(24ユーロ)も必食だ。さらに、珍しい野菜やチーズがたっぷり味わえる朝食ビュッフェもおすすめ。

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 ナポリ出身のファビオシェフが、料理をする上で大切にしているのが「健康と栄養、イノベーション」だという。大学でも栄養学を学び、過剰なカロリーを減らすレシピや、栄養分を残すための低温調理法、きちんと食物繊維がとれる小麦粉をブレンドするなど、「ロジカルな料理」を心がけている。彼が「ラボラトリー(実験室)」と呼ぶキッチンでは、スーシェフの管野百合子さんも共に腕を振るっている。このレストランでの彼女のキャリアも7年ほどになるそうで、日々、進化し続けるメニューが生まれている。

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