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勝田小百合
アムリターラ代表、カイロプラクター。
勝田小百合 細胞から美しく年齢を重ねるために、ナチュラルビューティを追求。健康美容情報を発信するブログ「アンチエイジングの鬼」が大人気。2008年に国産オーガニックコスメ&フードブランド、アムリターラを立ち上げる。
「アムリターラ」TEL:0120-980-092 https://www.amritara.com

食生活を変えたらトラブル体質が一気に改善。

 もともと、健康&美容オタクのカイロプラクターだった、アムリターラ代表の勝田小百合さん。
「胃腸が弱くて吹き出物ができるのは、体質だから仕方ないと思っていました。でも、当時自然食品店に勤めていた夫に促され、亜麻仁油やオーガニックの野菜を摂りはじめたら、腸の調子がよくなって肌も驚くほど変化。そのとき、体質じゃなくて食べ物だ、毎日の食生活で体の中から健康になることこそ、本当のアンチエイジングだと気づいたのです」
 以来、オタク魂が目覚め、患者の治療にも役立つはずと、栄養と体についての探求がはじまった。
「まずは油。油は細胞膜の原料で脳も水を除くと60%が脂質。ゆえに、良質な油を摂ることはとても重要です。でも、世の中には栄養価の低い粗悪な油が多く、そんなものを毎日摂っていると、心も体も狂い、アレルギーやうつ症状などを引き起こします。そしてもうひとつは、天然の精神安定剤ともいわれるミネラル。土壌菌が減った畑でつくられる野菜は、昔よりビタミンもミネラルも少なく、食べたところで摂りづらい。さらに食品添加物がそのミネラルを奪うので、体内のミネラルは圧倒的に不足しています。ミネラルが足りないと、脳、心、骨、血液、ホルモンのバランスが崩れ、体を動かすための酵素も働きにくくなるんですよ」

日本の伝統的な調味料はスーパーフードそのもの。

 あらためて、日本の食文化の素晴らしさにも気づいた。
「たとえば出汁(だし)。じっくり丁寧に出汁をとることでミネラルが摂れる。味噌も、時間と手間をかけて熟成させれば旨みや甘みが増すだけでなく、ビタミンB群が増えてイソフラボンの吸収率もアップ。醤油やお酢などの発酵調味料もスーパーフード。緑茶も、主食の米による糖化リスクを抑制していました。伝統的な日本の食が、健康長寿を支えていたんですね」
 自然食品店や昔ながらの製法を守る生産者を訪ねるうちに、厳しい現実も知った。
「農薬を使った、見た目が綺麗なもののほうが高く売れる。市販の醤油の8割以上は遺伝子組み換え大豆の搾りカスで仕込んだもの。そして、ほぼ輸入大豆なのに、醤油や油には遺伝子組み換えの表示義務がない。味噌も、本来は微生物の働きで分解されて美味しくなり栄養分も豊富になるものなのに、現状は加温熟成されたような、ただ塩分を取るだけの製品も多数。知れば知るほど、伝統調味料の危機を感じました」
 そんな掘り下げた情報を自身のブログ「アンチエイジングの鬼」で発信し、信頼できる生産者を紹介したところ、爆発的に売れた。
「美容意識の高い人は、食にも関心があるんですよね。でも、自分で見つけたり、手に入れることはなかなか大変。だったら、アムリターラでまとめて提供しようと、5年前にフード部門を立ち上げました。最初は仲介的な役割を考えていたのですが、こだわりが強くなり、オリジナル商品も増加中。生産者さんたちには報われてほしいので、国内フェアトレードを実践しています」
 味と美味しさにも自信がある。
「プライドを持って大切につくられたものは、本当に美味しいんです。なので最近、個人的に好きなビールやマヨネーズまでつくってしまいました(笑)。油と出汁と調味料を替えるだけで、体の土台が整い、ミネラルのおかげで味覚も正常になり、しかも、もれなく簡単に料理上手になれちゃいます」
 そして、もうひとつ。食にはハレとケがあることが大事、とも。
「昔の日本には、普段はパサッとした米、特別な日だけ赤飯のようなモチモチの米を食べる習慣がありました。でも今は、品種改良された血糖値が上がりやすいモチっとした甘い米が主流に。毎日がハレだと健康寿命が短くなります」
 日頃はミニマムに、特別な日にだけごちそうを。この発想は、美容全般の基本にもなりそうだ。

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“正しい”調味料で最強のエイジングケアを。 〈左から〉手間隙かけてつくられたものは、美味しくて体にも優しい。佐賀県産 いわしの煮干し 70g¥570、長崎県平戸産 炭火焼きあご微粉 40g¥800、オーガニックビューティホップディーバ 330ml¥850、奥丹波平飼い卵と玄米黒酢のビオネーズ 170g¥980 、糖化をケアするサプリメント。エイジリリース 90粒¥4,500/すべてアムリターラ

Photos:Tsuyoshi Ogawa(cut out) Text:Eri Kataoka Editor:Aya Aso