今回登場するのは…

シオン(雌犬、13歳)
ワイヤーヘアード・フォックステリア

「若いころはワガママな女王様。気に入らないことがあるとオシッコシャー!みたいな(笑)。年を重ねた今では、のんびり過ごしてますね」

リコ(雌犬、2歳6カ月)
ゴールデンレトリバー

「いかにもゴールデンレトリバーらしい、とっても穏やかで優しい子。でも、ときどき甘えん坊な一面も」

ジェット(雌猫、9カ月)
猫種不明

「とにかくマイペース。僕たちが犬と遊んでいてもそしらぬ顔で、離れたところでスヤスヤ寝ていたりします」

シルバ(雌猫、9カ月)
猫種不明

「家の中を歩いているとどこまでもついてくるような、人懐っこい子。タンスの引き出しの小さな穴から、中に入るのがお気に入り」

── 家族になったきっかけは?

 子どものころから動物が好きで、いつか中型か大型の犬と暮らしたいと思っていたんです。結婚を機に「よし、飼おう!」と思い立って、新居は犬を飼えることとピアノを置けることを条件に探しました。

 いざ家族に迎えたのが、今は亡きゴールデンレトリバーのデュークという子だったんですけど、実は家族になる前に、ちょっとした審査のようなものがあったんです。知人のツテで警察犬訓練士の女性から犬を譲っていただくことになったんですが、やっぱりそういうお仕事をしている方なだけに、飼い主が犬をきちんと育てられるのか、どういう種類や性格の犬とならいい家族になれるのかをしっかり見極めるんですね。

 僕たち夫婦は性格がユルいので(笑)、ゴールデンレトリバーなら大らかな性格だからお互いに共感し合えるんじゃないかということで、デュークと暮らすことになりました。その後、ゴールデンの保護犬を飼ったりもして、今のリコはゴールデンとしては4代目になります。やっぱり相性のよさは感じますね。

 一方、シオンは完全にひとめぼれだったので、相性もへったくれもない(笑)。かかりつけの動物病院で知り合った方のところに生まれた子だったんですけど、まぁ、とにかくうるさくて嫉妬深くて、若いころは手のかかる子でしたね(笑)。

 猫たちとの出会いも、その動物病院がきっかけです。去年の夏のある日、僕らが病院に行ったら、まだ小さい子猫が2匹いて、聞けば、病院の前に捨てられていたと。あまりにニャーニャー可愛くて、つい、連れて帰ってしまいました(笑)。たぶん同じ親から生まれた子たちだと思うんですけど、見た目も性格もかなり違うのが面白いですね。

── 犬と猫、それぞれの相性は?

 猫2匹を初めて犬たちに会わせてみたときのそれぞれの反応は、意外とすんなりというか、何の抵抗もなさそうでした。もしかしたら、猫たちはそのころ自分たちのことを、猫じゃなくて犬だと思っていたのかもしれないですね。そのくらい違和感がなかったし、犬たちのほうも猫をペロペロ舐めたりしてて。全員、女同士だからというのもあるのかな? 4匹がちゃんと共存している姿は、なかなか感動的です。

 うちは3階建てなんですが、家族の誰かが外出先から帰ってくると、4匹揃ってダーッと1階の玄関まで走って下りてきて、迎えてくれます。うれしそうにまとわりついてきたりしてね、みんな可愛いですよ。

── 普段の過ごし方は?

 僕は大工仕事が得意なので、猫がうっかり外に出ていかないようにベランダに金網を取りつけたときに、その金網沿いにキャットタワーのような、猫のためのコースを作ったんです。木材に人工芝を貼ったりして。それを、猫たちも気に入ってくれているみたいです。午前中の日当たりのいいときはこのへんでゴロゴロできたらいいだろう、と思って備えつけたステップに、まんまと狙いどおり昼寝しにきたり。特にジェットは大いに活用してくれているので、いい奴だな~と思いながらよく眺めています。

── 印象的だった出来事は?

 うちの長女は美術を専攻していて、家で油絵を描くこともあるんだけど、つい先日、朝っぱらから長女の部屋から「ギャー!」って声が聞こえてきたんです。何事かと思ったら、「絵が~!」って。長女はその日、夜中まで絵を描いていて、絵の具がまだ完全に乾く前に寝てしまったらしいんです。で、朝起きたら、キャンバスは猫の足跡まみれだし、床は絵の具やら足跡やらでぐちゃぐちゃだしで、大変なことになっていた、と(笑)。

 我が家は楽器も多いので、ときどき、動物たちが鳴らす音が聞こえてくることも。猫がミニピアノの鍵盤を踏んで歩いたり、犬が振ったしっぽがギターの弦をはじいたり。案外、いい音を鳴らすんですよ(笑)。

── ペットが来て変わったことは?

 犬がいると散歩に連れていかなくちゃならないから、つまり、自分が散歩をするようになるんですよね。犬がいなければ、自分も散歩をしない。その違いは大きいですよ。

 散歩が得意な人はいいけど、僕はわりと合理的に生きてるタイプなので、犬がいなかったら散歩をする機会はまずありません。でも、犬と一緒に毎日のように散歩をしていると、同じ木が少しずつ成長していく様子が目に見えてわかったりだとか、日常のいろいろな小さなことに気づくことができる。人生に「散歩する」という行為が加わって、よかったなと思いますね。楽しいし、豊かです。

美女軍団のパパ/近藤良平さん


ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。ダンスカンパニー「コンドルズ」主宰。平成28年度(第67回)文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞。TBS系列「情熱大陸」、NHK「地球イチバン」出演。NHK教育「からだであそぼ」内「こんどうさんちのたいそう」「かもしれないたいそう」、「あさだからだ!」内「こんどうさんとたいそう」、NHK総合「サラリーマンNEO」内「テレビサラリーマン体操」などで振り付け出演。コンドルズ「フィフス・エレメント~The FIFTH ELEMENT」が、3月11日から15日まで東京・池袋のあうるすぽっとにて上演予定。

Text & Edit:Kaori Shimura

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