今回登場するのは…

ココちゃん(雌猫、7歳)
スコティッシュフォールド

「めちゃめちゃ臆病で人見知り。家の中でもリビングと両親の部屋にしか行きません。ガードの堅い難攻不落の女子という感じ。なびかせるのが本当に大変で、近寄ったときにシャーッ!と威嚇されるとガックリするけれど、見た目が可愛いのでキュンキュンして許してしまう。本人もそれをわかっているらしいところが、なかなかニクい」

──家族になったきっかけは?

 ココが我が家に来たのは忘れもしない、2012年12月31日。昨年亡くなった私の母が、当時入院していた間に先住猫が亡くなったんです。母にとっては、退院して家に戻ったら猫がいなくなっていた、という状態。母は「つらいからもう飼わない」と言っていましたが、ペットロスを防ぐためにやっぱり飼ったほうがいいと思い、「野良猫を拾ってきた」と、ひと芝居打つことに。

 自由が丘にあるペットショップ兼猫カフェに、スコティッシュフォールドなのに耳が立っちゃっている子がいたんです。野良猫っぽいでしょ? 当時生後5カ月でしたが、お店で小学生の女の子たちに抱かれてもおとなしくしているし、これはイケるんじゃないかと、大晦日に連れて帰りました。「事務所で捨て猫の世話をしてたんだけど、お正月休みはスタッフがいないから、いったん連れて帰ってきちゃった」とかなんとか言って。翌朝「あけましておめでとう!」って挨拶した途端、母が「やっぱりうちで飼ってあげない?」と(笑)。私はしつこく「もらい手が決まってないか、事務所に電話して聞いてみるね」なんて小芝居を続けました(笑)。

──名前の由来は?

 先住猫もメスで2匹いたのですが、私が「タイソン」と「コマネチ」と名づけたんです。で、母は今度こそ可愛らしい名前をつけたいと、マリとかマリアとか、Mのつく名前を検討していたのですが、結局、発音したときに聞きやすい名前がいいね、ということになって「ココ」に落ち着きました。私は最初、カレー屋さんみたいでどうなの?と思ったんだけど(笑)。

──一日の過ごし方は?

 夜は、冬は母のベッドスプレッドの隙間に、夏はその上で寝ています。昼間は床でごろーんと転がっていたり、ベランダの朝顔を眺めながらうたた寝をしていたり、ソファでくつろいでいたり。「遊ぼ?」と言うと、鼻を膨らませてうれしそうな様子に。猫じゃらしみたいなヒモで飽きずに延々遊びます。あと、箱に入るのも大好き。15cm四方くらいの箱でも、見つけたらどうにか入ろうとしていますね。

──家族の中での立ち位置は?

 母が生前、嫌われたくないものだから、ココがいたずらをすると私に「怒って!」と言って、怒り役を押しつけていたんです。それで、私が母猫みたいに喉のところに噛みついて怒ったら、本気で怖かったらしく、以来7年たった今もまったく懐きません(笑)。母は出かけるときも「待っててね、すぐ帰ってくるからね。あら悲しそうな顔をして……」なんて溺愛していたので、ココも母にはいちばん懐いていました。父は猫に興味がなくてニュートラルな態度な分、ココも気安く体をすり寄せたりしていて、それが父にはまんざらでもないよう。私は追いかけ回しては振られている感じ。エサで釣らなくてもココが私のところに来てくれる状態に憧れています(笑)。

──おすすめのグッズは?

 Shebaの「メルティ」というペースト状のおやつがお気に入り。これでおびき寄せたり(笑)、「にゃぁ」と言わせるという、しつけみたいなことをしたりしています。これがなくなるともう打つ手がないので、常に全種類切らさないようにしています。

ココちゃんのママ/杏子さん


シンガー。1992年、デビューから約8年活動した「BARBEE BOYS」を解散し、同年よりソロアーティストとして活動。1998年、山崎まさよし、スガシカオらとスペシャルユニット「福耳」を結成。ミュージシャンとしての活動のほか、ナレーターやラジオパーソナリティなど幅広く活躍。2020年1月、BARBEE BOYSとして10年ぶりのワンマンライブを開催予定。

Text:Yurico Yoshino Editor:Kaori Shimura

バックナンバー

我が家の愛犬、愛猫、アイドルを公開! Vol.5 東信さんのオフィスの看板娘、うー子

我が家の愛犬、愛猫、アイドルを公開! Vol.4 松浦美穂さんの末っ子、Happyくん

我が家の愛犬、愛猫、アイドルを公開! Vol.3 小池栄子さんに幸運を引き寄せる、ボニー

我が家の愛犬、愛猫、アイドルを公開! Vol.2 坂本美雨さんの心を開いた、サバ美

我が家の愛犬、愛猫、アイドルを公開! Vol.1 秋元梢さんちの甘えん坊、ベル