「公務員でなくなる自分」は、とても怖かったですねーー。そう振り返るのは、キャリア官僚から昭和女子大学の総長となり、12年連続で「女子大実就職率1位」に押し上げた坂東眞理子さんです。57歳で公務員を退官した直後、大きな挫折を経験。推薦されて出馬した埼玉県知事選で落選した途端、周りの人が手のひらを返すようにスーッと離れていき、「自分の可能性は閉ざされた」と感じたそう。失意の中、新しい場所で自分の仕事にどう向き合ったのでしょうか。

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