ヴァン クリーフ&アーペルを代表するジュエリーのひとつ、「アルハンブラ コレクション」。1968年に初めてコレクションが発表されてから、今年で50年。四つ葉のクローバーに着想を得たアルハンブラのモチーフは、幸運のシンボルとして、またメゾンのタイムレスなスタイルと卓越したサヴォアフェールを象徴する存在として、愛され続けている。

蝶に姿を変えた四つ葉のクローバーが、ファンタジックなアルハンブラ・ワールドを飛び回る……。フランス人のビュルキュとトルコ人のジョフレ、注目のディレクターコンビが手がけたハートウォーミングな3Dアニメーションも、アルハンブラ誕生50年に際して作られたもの。

メゾンに息づく「幸運」のテーマを映す、四つ葉のクローバー

「幸運になりたければ、幸運を信じなさい」。夫のアルフレッド・ヴァン クリーフとともにメゾンを創設した、エステル・アーペルの甥であるジャック・アーペルは、口癖のようにこう言っていたという。「幸運」は、ヴァン クリーフ&アーペルというメゾンを導く大切なテーマのひとつであり、1920年代の記録にも四つ葉のクローバーが登場している。

 それは、ジャック・アーペルが自宅の庭で見つけたもの。決して希望を失ってはならないというメッセージが込められたアメリカの詩「Don’t Quit」とともに、同僚へ贈られたという。

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詩人ジョン・グリーンリーフ・ウィッター作とされる詩「Don’t Quit」と、そこにジャック・アーペルが添えた四つ葉のクローバー。

 そして1968年、ヴァン クリーフ&アーペルは、四つ葉のクローバーをモチーフとした最初のアルハンブラ ロングネックレスを制作する。ゴールドにシワ加工が施された20個のモチーフをゴールドのビーズで縁取った、今なお受け継がれるデザインだ。このモチーフは大きな人気を博し、ヴァン クリーフ&アーペルの代名詞として、また幸運のシンボルとして、世界中で名声を築き上げていくこととなる。