創業以来、ウォッチ業界のテクノロジー革新を牽引してきたラドー。なかでも30年以上前に、それまで医療や航空などの分野でのみ使用されていたハイテクセラミックスをタイムピースに採用したことは、業界を揺るがすチャレンジだった。以来、たゆまぬ進化を遂げてきたラドーのハイテクセラミックスウォッチ。2018年の新作「トゥルー シンライン ネイチャー」コレクションには、ラドーが追求してきたマテリアルとデザインへのこだわりが凝縮されている。

グリーンのマザーオブパールの裏側に描かれた葉脈のデザインが、光の中で鮮やかに揺らめく。“ヴァーダントグリーン”(ケース径39mm、ハイテクセラミックス、クォーツ)¥210,000/ラドー(スウォッチ グループ ジャパン)
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強く、美しく、やさしい。画期的マテリアル

 釘で引っかいても傷つかないほどに硬く、金属よりも軽量、非金属マテリアルのため低アレルギー性というハイテクセラミックス。しかし、その硬度の高さゆえに加工が難しく、デザイン性と精密さが求められる時計に利用するにはハードルが高い素材だった。

 しかしラドーはこの難題をクリアし、1986年にスクラッチレジスタント(耐傷性)のハイテクセラミックスをブレスレットに使用した初のウォッチ、「ラドー インテグラル」を発表する。その後も開発の歩みはゆるむことなく、メタルを一切使用せずにメタリックな輝きを放つ素材、プラズマ ハイテクセラミックスを開発。ラドーが得意とするモダンデザインとあいまって、独自の世界観を築き上げていった。

繊細なグラデーションカラーにペイントされたマザーオブパールが、さざ波の立つ水面や、神秘に満ちた深海を思わせる。“ディープミッドナイトブルー” (ケース径39mm、ハイテクセラミックス、クォーツ)¥210,000/ラドー(スウォッチ グループ ジャパン)
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