フェンディを代表するアイコニックなバッグ、「ピーカブー」の誕生から10周年を迎え、フェンディは、ワールドワイドにアニバーサリープロジェクトを始動。その一環となるグローバルチャリティ企画、「ジャパン ピーカブー プロジェクト」を記念したエキシビション「フェンディ ピーカブー 〜世代を超えて受け継がれるアイコン〜」展が、9月11〜24日に銀座‐蔦屋書店内のGINZA ATRIUMで行われ、12日の夜には同会場でNikkeiLUXEの読者を招いた、スペシャルなイベントが開催された。
「ピーカブー プロジェクト」とは、世界で活躍するアイコニックな女性によってカスタマイズされた「ピーカブー」をオークションにかけ、その収益を彼女たちが支援するチャリティ団体に寄付するというもの。今回は、「世代を超えて受け継がれるアイコン」をテーマに掲げ、ファッションデザイナーの森英恵さんを祖母にもつ森 星さん(ファッションモデル)、エッセイストの安藤和津さんを母にもつ安藤桃子さん(映画監督)、そして国民的俳優の松田優作さんを父に、女優の松田美由紀さんを母にもつ、ゆう姫さん(Young Juvenile Youth)の3人が参画している。

エキシビション会場の中央に飾られた三者三様の作品。左から、ゆう姫さん、安藤桃子さん、森 星さんによる世界でたったひとつの「ピーカブー」に、多くの来場者が足を止めた。

 イベントではゆう姫さんをゲストに迎えたトークショーが行われ、DAZZLE編集長兼NikkeiLUXEクリエイティブ・ディレクターの髙際香里も登壇。母から娘へと世代を超えて代々受け継がれるバッグであってほしいという思いからデザインされた「ピーカブー」は、フェンディのクリエイティブ・ディレクターであり、フェンディ家3代目のシルヴィア・フェンディが孫娘をあやしていた時に着想し、誕生したことや、「ピーカブー」が、英語で“いない、いないばぁ!”を意味するなどのエピソードが語られ、和やかにスタートした。そんなトークショーの一部と会場の様子を、レポートする。

―ゆう姫さんは、何かお母さまから受け継がれたものはありますか?(MC)

 今のところは(母のものを)勝手に拝借しているのが現状です。でも将来的には、大切に受け継いでいきたいと思っています。

―髙際編集長のエピソードもお聞かせください。(MC)

 私はちょうど先日、母から(他界した)父との婚約指輪を受け継ぎました。指輪と一緒にふたりの想いまで受け取った気がして、感慨深いです。ゆう姫さんはまだお若いですから、きっとこれからご家族の想いとともに、たくさんのものを受け継いでいくのでしょうね。

―ゆう姫さんがカスタマイズした「ピーカブー」は、グレーのナッパレザーに、愛らしい刺しゅうと、ライニングに同色のミンクファーをあしらった、なんともラグジュアリーな作品に仕上がっています。制作過程でこだわられたポイントを教えてください。(MC)

 私にしては、シンプルすぎる印象をお持ちではないでしょうか(笑)。音楽制作と一緒で、ずっと大切にしていきたいものはシンプルなものが好き。「ピーカブー」は、膨大な色や素材、仕様からカスタマイズできるので、それを組み合わせるのが大変でした。さらに自分で描いたイラストもバッグのフロント部分に刺しゅうしていただいたので、特別感も満点。テーマは、「母と娘」。母と私は性格がまったく違うのですが、大人になった今でも大の仲良し。そんな母と一心同体であることを、女の子が重なっているモチーフで表現してみました。我ながらかわいい!

―この会場には「ピーカブー」をバーチャルで制作し、色やパターンで遊ぶことができるメイド・トゥ・オーダー・エリアも設置されています。髙際編集長は、もう試されましたか?(MC)

 はい早速。思わず時間を忘れてしまうくらい夢中になってしまいました。一体どれだけの組み合わせがあるのでしょうか。今回ご参加いただきました読者のみなさまには、さらに「マイクロ ピーカブー」が作れるペーパークラフトキットも、フェンディからご提供いただきました。ぜひそちらも挑戦してみてくださいね。

―読者のみなさまから、ご質問をいただいております。「ピーカブー」でおすすめの色があれば、教えてください。ゆう姫さんはいかがですか?(MC)

 意外と真っ赤とか、はっきりした色も使いやすいと思います。今日私が着ているような派手な色柄の洋服にも合いますし、ベーシックな装いのワンポイントにもなりますから。

―髙際編集長は、いかがですか。(MC)

 もしお仕事のバッグに「ピーカブー」を選ばれるなら、黒やグレー、淡いベージュも素敵だと思います。サイズもA4の書類が入るものから、夜の会食にぴったりな小ぶりサイズまで、今では7種類も揃っているそうです。ぜひチェックしてみてください。

今回のスペシャルゲスト、ゆう姫さん(右)との記念ショット。左はDAZZLE編集長兼NikkeiLUXEクリエイティブ・ディレクターの髙際香里。
自分だけの「ピーカブー」がバーチャルで制作できるコーナーも大盛況。みなさん、真剣!
読者イベントのギフトは、「マイクロ ピーカブー」が作れるペーパークラフトキット。

Photos:Ryohei Oizumi(Donna) Text&Edit:Mikako Kanenobu