日本にも多くのファンを擁するフランスのハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルが支援し、2012年にパリのヴァンドーム広場に創設された「レコール」。年齢や経験を問わず、学びたい意欲をもつすべての人にジュエリーと宝飾芸術についての知識を授けるという世界初、そして唯一の教育文化機関だ。日本にいながらにして、この特別な“学び”を得られるという講座が、6年ぶりに東京へやってくる。

未知なる世界への扉を開く、革新的な学びの場

モデルの国木田彩良さんが、自身のふるさとでもあるパリの「レコール」本校での講義を体験した動画を公開。YouTubeのリンクはこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=Webnc4ifB2E

 美しく華やかで贅沢な装飾品である“ジュエリー”。しかし、それらがどのように生み出されているのか、詳細な部分はあまり知られていない。ジュエラーの世界は閉鎖的で、ジュエリーメゾンが長い歴史のなかで育んできた知識や技術を公にすることは、めったにないからだ。

 そんな業界の常識を覆した「レコール」では、地球の奥底で生まれる貴石の神秘や、フランスの伝統が培った類いまれなる職人技、ジュエリーに関する歴史や逸話の数々などを、現役のハイジュエリー職人やデザイナー、ジュエリー史などの研究家、宝石鑑定士といった各分野の専門家が惜しみなく教えてくれる。

プレス向けに行われた「レコール」体験講座の様子。

 「レコール」はまた、旅する学校でもある。学生たちとの出会いを求めて、世界各国で講義や講演を行っているのだ。2012年の開校後、初めての“旅”は2013年の日本だった。以降44カ国を訪れ、6年ぶりに再び日本へ。2019年2月23日から14日間にわたり特別講座が開かれる。2013年当時よりも講義数が増え、内容もアップデートされているという。

 今回の日本特別講座について、ヴァン クリーフ&アーペル ジャパン プレジデントのアルバン・ベロワー氏は次のように語る。

「テクノロジーが一般生活に非常に大きな割合を占める現代において、ジュエリーの伝統技巧をサポートし守っていくと同時に、新たなジュエリーのかたちを見せていくことは1906年に設立されたハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルにとって重要なのです。今回、藤本壮介さんに依頼した建築デザインでは、レコールのモダンで美しい世界観が表現され、そして温かく心地よい空間でみなさまをお迎えします」